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ほころび始めた つぼみが その身を震わせて 花になるのを拒みはしないかと 心配になってしま…
捨ててしまえる記憶などない 思い出は消えない刻印 忘れてしまいたいひとなどいない 振り返っ…
ここが僕の一番好きな場所 あなたは言った たったひと言喋っただけで 黙って歩くあなたに並ん…
結局 僕は 君のことが忘れられずに 最後の日に見た夕焼け空のあの色を 今日も 探し続けてい…
遥か遠くから届く輝きと すぐ足元に寄せては返す音 時折 冷たい風が ふたりのあいだを 遠慮…
誰にも言えない想い 僕の心の中で 今も 揺れている蒼い炎 その色は 時に 君が好きだと言…
あなたが知っている私は たぶん 本当の私ではない あなたに嘘をつくつもりも 欺くつもりもないけれど あなたは 本当の私を知らない 私だって 本当の自分を見つけられずにいる それでも 私は ひとりの人間 あなたが知っている 私はひとり だから その ひとりの私のこと 大切にしようと思う
君の噂を聞いた 元気でいると 仕事も変わって 引っ越しするらしい 会えなくなって もうす…
零れ落ちる涙 言葉のかわりに あなたには 届かないかもしれない その言葉 黙ったままの時…
誰にも言えない哀しみを 胸の奥にしまったまま あなたの姿を追う 打ち明けられない想いを 心…
ほかのひとには見えない光 あなたに寄り添うと わたしを包み込む温もり 離れていても 届く想…
キャビネットの上に飾ってある アルバムのジャケット その風景は 君のいる街のシルエット …
想い出の扉を開ける 忘れるはずのないメロディ ふたりで買ったアルバムは 初めての誓い ふ…
僕は ずっと 自分に問い続けた 僕には出せない答えを 求め続けた どうして 君に 尋ねなかったのだろう 答えを知っているのは 君だけなのに 僕は 自分で 答えを見つけられると思ってた 君が 何も言わないで 去っていっても その沈黙のなかに 僕への伝言が隠されているのだと ずっと 思ってた でも それは勘違いで 君は 答えをもったまま この街をでていったんだ そして もう帰っては来ないんだね この街へは もう 答えを もったまま 僕は 鍵をかけるよ 自分に問い続けた声