問い続けて…
僕は ずっと 自分に問い続けた
僕には出せない答えを 求め続けた
どうして 君に 尋ねなかったのだろう
答えを知っているのは 君だけなのに
僕は 自分で 答えを見つけられると思ってた
君が 何も言わないで 去っていっても
その沈黙のなかに 僕への伝言が隠されているのだと
ずっと 思ってた
でも それは勘違いで
君は 答えをもったまま
この街をでていったんだ
そして もう帰っては来ないんだね
この街へは もう
答えを もったまま
僕は 鍵をかけるよ
自分に問い続けた声が詰まった箱に
そして 胸の奥に仕舞うよ
いつか 君に尋ねたりしないように
君が 僕の前に現れたら…
「おかえり」だけでいいんだろうね