女性の逆平等性
今日はマイナビのWEB EXPO (合同企業説明会)を見た後、家庭教師のバイトをした。なかなか充実した1日だった。
そして今日も またまたClubhouseネタである。
もちろんこれを書いている今も、Clubhouseを利用している。
ある女性がおっしゃっていた。"逆平等"、と。
女性は逆にひとくくりにされてしまう。良くも悪くも。女性の活躍を推し進めよう!女性が復職しやすい職場に!
そして、「女性がいると会議が長くなる」。
そもそも このClubhouseの部屋が開かれていたのは森さんの発言が原因なのだが。
ある女性はこんなことを言っていた。
「女性は会議に出るとき、立場とかポジション以上に『自分が女性であること、女性代表としてその会議に出ていること、女性の声を届ける義務』を意識するのだ」と。そして自分が"女性"である以上、他の"女性"の会議出席者の存在を意識する。
だからこそ最初のうちは誰も発言しない。1番年上だったり1番影響力があると思われる女性だったりが発言する。そして他の女性がそれに続く。だからこそ1人喋れば横並びのように他の女性が一気に意見を述べる。一気に会議内の発言が活発になる。
森さんの発言は間違っている。ただ一方でその影響で話し合いが長引くことはある。ただそれは"女性"のせいというわけではない。
こんな感じだっただろうか。
そこにとある男性がコメントする。(某有名社会学者)
「確かにそういう意味では会議が長引くこともあるのかもしれないけれど、男性は"飲みニケーション"で合意形成をはかることがある。裏で暗黙の了解が存在していることがある。その"飲み会"の時間を合わせれば、男性の方が会議にかけている時間は長いのでは?」
と面白い視点からの意見を展開されていた。
そこに今度は別の障害を持つ男性が登場する。(この方も某有名人)
「自分が先に発言すべきかというところで難しいのは、自分以外にも障害を持つ方が存在するとき。自分のような"影響力のある人間"が先に発言することで、私(その人)の意見が正しいのではないかと 他の価値観が認められないようなことがあってはならない。だが一方で影響力のある自分が発言しなければ、他の障害者も発言しづらいということもある。発言できる、発言しやすい空気を作る役割も果たす必要がある。」
と述べていた。"女性"のひとくくりとはまた違った視点かもしれないが。
会議に存在する女性が少数であること。だからこそ逆に謎の"女性が女性同士対等である"という意識が生まれること。
そもそも会議に男性が溢れる中で、「多様性を認める」ことを語っているなんて、なんだかおかしい気もしてきた。
女性女性ってひと括りにするのは確かにおかしいとは思うけれど、それ以前にもっと解決しなければならない重要な問題があるように感じている。
誰もかれもが生きやすく尊重される社会、そんなものはどこにだって存在することはないのだろう。