モダンチョキチョキズの「ボンゲンガンバンガラビンゲンの伝説」
これがモダンチョキチョキズの2枚目のアルバムで、1993年6月に発売だから、ファーストアルバムの「ローリングドドイツ」から約1年でリリースされたアルバムだ。
簡単に言うと、ファーストアルバムよりもさらに遊びの要素、マニアックな要素が多く、楽しそうな感じが伝わってくる。
音楽のジャンルも実にさまざまで、インストのみの曲やボーカルの濱田マリちゃんが歌ってない曲もある。
発想が実に面白い。
おすすめは海の住人、ふられ節、凍りの梨でこの3曲は聴きやすく、いい感じ。
面白いのが、主婦になったバーゲン娘。パンクなイントロの中、関西弁でおばさんがまくしたてるのが圧巻で最高。これは今聴いても新しい。
ラテンな感じのアルサロ ピンサロも違和感なく、よく出来ている。ふざけ具合もいい。
博多の女も素晴らしい。圧巻のホーンセクションからのまんじゅうのオリジナリティ笑
しかし、マニアックと言えばマニアック。
真面目すぎる音楽ファンが聴くと何これ?と思うかもしれない。
遊び心がわかる人には是非聴いてほしいアルバムである。
これも是非アナログ化してほしい。
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