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川本真琴のアルバム「川本真琴」
川本真琴さんは1996年にデビューしている。
デビュー曲は「愛の才能」という、岡村靖幸さんの曲で、アコースティックギターを弾きながらあのファンキーでセクシーな曲を、かぼそい身体で、ショートカットのちっちゃい顔で、あのかわいらしい声で歌われたから、一目で心惹かれた。
ダウンタウンが好きだったから多分HEY!HEY!HEY!という音楽番組で初めて観たような気がする。
次のシングルがDNAで、次が1/2。その次が桜。どれもいい曲で好きだった。
そしてそこまではHEY!HEY!HEY!で歌っていたのを覚えているし、最初のアルバムの中ではやきそばパンって曲もかわいいし、カッコよくて好きだった。
その後、テレビではあまり観なくなって、どうしたんだろうと思っていた。
当時は今みたいにアーティストがリアルタイムでSNSなどで発信して、いろいろなことを伝えてくれるような時代ではなかったので、よほどうまくアンテナを張っていないとその後どうなったか、わからなくなってしまうのだ。
それでボクがその後の川本真琴さんの活動をはっきり知ったのは、2010年の三輪二郎さんのアルバム「レモンサワー」の中の「家出っ子」に参加してるということを知った時だった。
その三輪二郎さんの存在は曽我部恵一さんの番組か雑誌のインタビューかどちらかなんかで、曽我部さんが紹介されていたのを見て、すぐに三輪二郎さんのCDを探して取り寄せた気がする。
この三輪二郎さんのアルバムもとてもよかったので、また別の機会で詳しく取り上げようと思う。
そこからまた川本さんのさまざまな情報を追うようになった。
そして、その間にいろいろなことがあって、今に至っているということを知った。
この最初のアルバムはかなり売れたらしいので、中古のCDであれば簡単に入手できるが、アナログレコード化はしていないと思う。
アナログレコード盤が出たら間違いなく、真っ先に欲しい1枚である。
それ以降の作品は何枚かアナログレコード化しているので、嬉しい。
これからもずっとチェックしてゆくし、一度ライブに行ってみたいのが、川本真琴さんだ。