「あの頃に戻りたい」


そう思ったことはありますか?

俺は、何度もあります。

それに続いて、

「それじゃあ今この時間が対比としてしょうもない時間に感じているのだろうか?」

そう思ったことも数え切れません。


だけどね、なんか、気づいたんだよ。

「あの頃、楽しかったな」「あの時に戻りたいな」「あの人にまた会いたいな」「あの時間に戻れるなら、今の自分はこうしたいな」


そう思うのって、今がしょうもないんじゃなくて、素敵な時間を確かに生きてきた、その証拠だと思うんです。

だから、気を落とすんじゃなくて、胸を張っていいんです。
「自分は、確かに素晴らしいときを生きていたんだ」と、前を向いて考えていいんです。


きっと、今この時だとか、この先の未来の時間のことも、後のもっと先の未来に、「あの時に戻れたらな」「楽しかったあの時間に帰りたいな」そう思うことが、また来ると思います。


それは素敵な今を、かけがえのない今この時を生きている証拠で、あなたという存在が素晴らしい時間を過ごしたのだという証です。


誇ってください。胸を張ってください。
思い出たちを、心の中で抱きしめてください。

素敵だったと感じられる時間、ずっと心の中で大事にしてください。

そしたらきっと、この先もっと、もっともっと、素敵な出来事が起きて、また、笑って過ごせる素晴らしい時間が絶対に来ます。


絶対にだよ?
だって、俺が今、これを読んでくれてるあなたに、その呪いをかけたから。
あなたがこの先、素敵なときを生きるっていう呪いをかけたんだ。
もうこの呪いは解けないですよ!



なんてね。笑





生きるって、しんどい時が沢山あるよね。わかるよ。俺もそうだから。しょっちゅう「しんどいな、人生」って思ってるよ。
大丈夫、俺も同じだよ。

一緒に生きよう?
だって、俺がいるから。
一緒にいるから。

今日も生きてくれてありがとう。
これを読んでくれてありがとう。

また読んでくれたら、飛び跳ねて喜ぶよ!



だから、またね。







千川悠里(10)

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