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春暁の仙人に追いかけられた


眠い。

朝ものすごーく眠い。

それで大体、年間に10回くらい、

漢詩の『春暁』を思い出します。作者は孟浩然(もうこうねん)

あれです。

春眠暁を覚えず」です。


ここで懐かしの『春暁』をちょっとご紹介。

春暁

春 眠 不 覚 暁

処 処 聞 啼 鳥

夜 来 風 雨 声

花 落 知 多 少


朝寝坊さんの詩ですね。


で、眠い話の続きなんですけどね、

今朝眠すぎて、例のごとく(ああ、春だからね、春眠暁を覚えずだね)と眠気とたたかいながら思っていたんですよ。

そしたら、多分そのままちょっと寝ちゃったんです。

頭だけ夢の中。現実と夢の間みたい感じ。


いきなり、舞台は中国でした。

いや、実際中国に行ったことはないのでイメージだけなんですけど、なんか霞がかった、昔の中国の山の中みたいなところで

長い木のこんぼうみたいなのを持った仙人が登場して


追いかけられました!!


仙人がビューッと迫ってきて、怖くて、


いやぁ〜〜〜っ!!!助けて〜!!!


みたいな感じで逃げようとして、

目が覚めました。

「ヒッ!!!」って、なって起きましたよ。


あの仙人はなんだったのか…

なんのために私を追いかけてきたのか…

あっ、もしかして!!


多分…孟浩然が、

「毎回毎回朝寝坊をワシのせいにするんじゃない!」

と、怒って出てきたか…

「ほれ!また寝ておる!!起きんかーい!!」

と、心配して出てきたか…

どちらかと思うのですが、

(私の勝手な夢なのであの仙人が孟浩然なのかなんなのかもわかりませんが)

寝坊せずに起きることができたので、

この夢が『春暁』の優しさだったと解釈した朝でした。


皆さんも眠い朝に仙人に追いかけられる夢を見たら、それは、孟浩然かもしれませんね。

(孟浩然の画像を探したらこの絵が出てきました。優しそう。追いかけられたのは怖かったけど)

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