子どもの入院記録⑦ 〜予防接種について〜
9月はじめに3歳の娘が入院しました
入院中、そして退院後の再診でも
予防接種のことについて
聞かれました(母子手帳も見せるので)
この話題は小児科受診や市の健診でも
子どもがいると至る所で話題になりますよね。
その都度、悩んだり、考えたりします。
久々にこの話題について聞かれたので
わたしの考える予防接種について今回は綴っていきたいと思います
3歳半の娘は、今のところ1回も打たずにきているのですが
それは自分で学び、わたしが『今のところ必要ない』と判断した上で打っていません。
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1人目の子である息子(6歳)が生まれた時、
『予防接種を打たない選択』があることをネット上で見かけました。
その時のわたしは、看護師としてバリバリ西洋医学の中で働いていたので
『打たない』という選択肢がなく、
『打たなくてもいい?そんなのあり?』と
打たない選択にすごく不安を感じました
そして、その不安を解消する方法は
『医師に聞く』という選択肢しか持っていませんでした。
あの時のわたしは
医師の話は絶対!
医師のいうことを聞くことが正しいこと、
という価値観でした
だから、医師の『打った方がいい』という言葉に
『やっぱりそうだよね』と安心しました
自分でも学んでみる、という手段を持っておらず
医師に聞くことが1番安心だったので
『医師に聞くことができた』という行動は
当時のわたしにとって最善でした。
なので、
自分で身体のことを学ぶまで、
息子が1歳になるまでは
スケジュール通り、しっかり予防接種を打っていました
それが親の責任だと思っていました
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病院側としては予防接種について説明をしないといけないというマニュアルがあります
今回も打っていない旨を伝えると
『何か聞きたいとこがあればいつでも聞いてください』と何度も言われました笑
医師はそういうお仕事だから。
だからお母さん自身(両親)が
打つか打たないか
それについてしっかり考えた上での判断であれば
それを臆することなく伝えれば
ビビる必要も責められる必要もないと思います
でも、しっかり伝えるためには
【自分で決めた】という覚悟が必要です。
人がそういってたから。
ネットで見たから
それでは、医師の言葉で揺らいでしまうと思う
わたしの息子の時のように。
だから、予防接種についても親は学ぶ責任があると思います
予防接種は親からのプレゼント🎁
というフレーズを何度も見たことがあります
プレゼントであるなら
それについてメリットデメリットをちゃんと知る必要があると思います
(だって誕生日プレゼントだってクリスマスプレゼントだって、プレゼントを選ぶ時って吟味しますよね?)
打つことがプレゼントではなく、
打つか打たないか、この子には必要かそうではないか
それを考えること、向き合うことがプレゼントなのかなぁと感じます。
今の日本は、まだ選ぶことができます。
定期接種と任意接種
この2つを見ると、定期接種は絶対打たなければならないのでは?と
勘違いしがちですが、
定期接種も打つか、打たないから
選べるのです
だから、まず打つこと、打たないことを
選べる、と言うことを知って欲しいし
注射をする病気がどんな病気なのか
注射で何をするのか、したいのか
を考えることが大切だと思います
わたし自身も子どもが生まれるまで考えたことなかったし
むしろ打つのが正義だと思っていた
看護師時代は、毎年インフルエンザワクチン打ってたし
打たずにかかって、仕事休むなんてことしたら
迷惑極まりないと思っていた。
今回、入院をして、西洋医学に助けられたし
病院で働いていて、西洋医学の凄さも知っている。
だけど…鵜呑みのまま、言われるがままでは、
命の責任を他者に渡している。
身体のことを学び直してそう考えるようになりました
自分のこの身体について
守りたい子どもたちの身体について
身体の持ち主は学ぶ必要があると
この入院を通して、再度強く感じました