新作アクセサリーについて
こんにちは。
mimiaccのmimiです。
ちょっと遅くなったけど、今回の記事では先月発売した新作アクセサリーについてお話ししたいと思います。
7月に出した新作アクセサリーはこちら
『きらめきスクエア』
『きらめきの流れ星』
『明け方の月と星』『陽の光と小さな星』
『小さな星空』
『小さな光と星』
以上7点です。
こう見ると、とても「星」モチーフ多めですね。
星が多いのは「自分の好きなものを形にする」という私の気持ちの表れだと思っています。
ちょっと長くなりますが、ひとつひとつ誕生までの道のりについて話していきたいと思います。
『きらめきスクエア』
こちらのアクセサリーに使用しているスクエア型のスワロフスキーですが、他のアイテムでも使用しています。
mimiaccの中でもとても人気のシリーズで今年の初めに新作も出したのですが、なんとスワロフスキーで廃盤のカラー。在庫が無くなり次第もう作れなくなります。
大大大のお気に入りアイテムだったので、とてもショックでした。
なんとかならないか～と頭の片隅で思っていたところ、フッと「クリスタルで作ってみよう」と思い至り、クリスタル色で製作！
金具の色を何色にしようかはじめ悩みました。
カラフルなシリーズでは色に合わせてゴールド色の金具を使用していました。でも、クリスタルだとどうだろう？
そう思ってゴールドとシルバー色の両方で作ってみて、そして周りを囲んでいる小さなビジューの粒の大きさなども調節して、「全部金具の色を同じにせずに、金具を一部ゴールド色にした方が全体の雰囲気が柔らかくなるのでは」と、ハッとしたわけです。
真ん中はスワロフスキーのクリスタルを際立たせるために金具はシルバー色に。周囲を囲む小さなビジューの粒は、光の粒のようなイメージで金具はゴールド色に。
金具の色をそれぞれ変えることで、カラー物ではないのになんだか色が入っているような錯覚が起きます。
そして完成したのがこちら。
無駄のないすっきりとしたデザインがお気に入り。
『きらめきの流れ星』
星は大好きなモチーフ。
眺めているだけで癒されます。
こちらのアイテムは別のアクセサリーを製作しているときに閃いたもの。
その別のアイテムというのがこちら。
え？「星」かすめてもないじゃん…。と思いましたよね。
真ん中に使用している、パールの粒がついているパーツ。こちらのパーツはもともとカーブしているパイプにパールを張り付けています。
このパイプを見て、「流れ星の線みたい」と思ったんです。不思議。
試作品を作った時、とっても可愛い仕上がりになったのですが、いざ耳に着けてみると、なんだかうまく耳に着かない…。と思いました。
この時点（試作の時点）では揺れるタイプではなく耳たぶに張り付くイメージで製作しました。耳に着けたときもこの写真の向きにつけたくて、使用するピアス金具やイヤリング金具を試行錯誤。結果、重心が下に行き過ぎてどうにもこうにもうまくいかず、断念。いったん保留としました。
ちょっと心の中では「お蔵入りかもな」とも思っていて、それでもシルエットがとても気に入っていたので、記念にこの写真を撮ってInstagramにUPしました。
この写真に思いのほか反響をいただき、Instagramのライブ配信中にも「素敵でした」という言葉を直接いただいて、「これは何とか形にしたいな」と思い、日々製作に追われていました。
それでも「どうしたもんかなぁ」と思いながら日々の製作に追われていたわけですが、ご注文分の製作をしているとき、フッと「耳たぶに固定することに拘らなくても、揺れる感じにしてもかわいいかも」と思い、出来上がった完成品がこちら。
試作品と「流れ星」の流れの向きが違っていても、これはこれでかわいい。パールとビジューの粒粒ラインも調整。より流れ星っぽく！
なんだか耳たぶに、身に着けた人に向かって流れ星が流れてきているみたいに見える！とテンションが上がりました。そして、揺れることで煌めきもUP！
身に着けた人の願い事が叶いますように。いい事ありますように。という私からの願いも込めての『流れ星』モチーフです。
そして実際に購入いただいた方から「嬉しい出来事に沢山遭遇しました」というお声もいただいた『流れ星』モチーフ！
七夕前にも販売できて、私の気持ち的にもホクホクでした。
このアイテムは何と言ってもお客様からの熱望がなければ完成しなかったアイテム。とっても感慨深いです。
そしてminneの【夏の星空特集】にも掲載していただきました。
嬉しい！ありがとうございます！
ではではまだまだ続くよ新作紹介。
でも次はサクッとまとめてご案内いたします。
『ゆりかご』シリーズの新作
mimiaccのアクセサリーで人気のアクセサリー『月と星のゆりかご』という作品名のものがあります。
とても思い入れの深い作品で、私が幼少期によく見ていた人形劇からインスピレーションを受けたアクセサリーです。
『月と星のゆりかご』は「夜」をイメージしたアクセサリー。
反対に、日中の「陽射し」をイメージしたアクセサリー『ゆらりゆれる陽の光』があります。
こちら二つのアイテムは2020年前に製作したアイテムです。
今は状況が変わり、なかなか大ぶりのアイテムはマスクに引っかかる問題もあるため控えている方も多いですよね。
そして何より「もっとアクセサリーを普段楽しんで頂いて、ちょっとでも楽しく気持ちよく気分よく過ごしていただきたい」という思いから、このシリーズをリサイズしようと思いました。
一番初めにできた作品がこちら。
『小さな光と星』
作品名にある通り「ほんとに小さくなっちゃったよ！」という感じなのですが、全長3㎝。小さい。
ちょっといきなり小さすぎたかも。と思って、もう少し主張のあるもの。そして、もう少し「星」「夜空」「空」感のあるデザインを作りたくてデザインしたアイテムがこちら。
『小さな星空』
星型のスワロフスキーを使用したことで、より一層「空」感が出てていい感じ。うんうん良いぞ。と納得。全長3.5㎝。さっきの0.5㎝しか違うけど、使用しているパーツやピンの太さが違うので、もっと大きめに見えますよね。ちょっとした違いによる見た目のボリューム感。拘りました。
ここでお気づきの方いらっしゃるでしょうか、先ほどの『小さな光と星』とこちらの『小さな星空』は、シルバー色もゴールド色もどちらもデザインが同じ。金具の色が違うだけ。
『月と星のゆりかご』と『ゆらりゆれる陽の光』は金具の色によって「夜」と「陽射し」で分けています。
こんな風に金具の色によって雰囲気の違うデザインがあってもいいかもしれない。と思って作った作品がこちら。
『明け方の月と星』
『陽の光と小さな星』
どちらも『月と星のゆりかご』『ゆらりゆれる陽の光』を一回り小さくしたようなデザインになって、私の満足度も高め！
さて、3パターン作って悩みました。「こんなにパターン作ってもいいんだろうか」と。
どれか一つパターンを減らそうかな。と正直悩みました。
でも、このシリーズは「普段使いしていただきたい」という私の思いから誕生したので、「人によって普段使いしたい長さ、ボリューム感、デザインは違う」と思い、全パターン販売することにしました。
結果、その判断でよかったと思っています。
販売開始して一カ月程経ちますが、やっぱりお迎えしてくださったお客様によって「このくらいの長さが欲しかった！」というお声があって、人によって好きなサイズ感は違うものだな。と思いました。
ちなみに今の時点で一番人気のデザイン、大きさは『小さな星空』です。
こちらの記事を読んでいるあなたはどのサイズ、デザインが一番好みでしたか？
私は勿論全部好き。
新作を通して感じた事
今回の新作を通して感じたのは、今回発表したアクセサリーはどのアイテムも「作り手の自分」が主体になって誕生したアイテムではなく、「身に着ける方」を主体にして誕生したアイテムだな。と思いました。
いつもmimiaccのアクセサリーを見てくださっている方に、より身近に感じて頂いて、アクセサリーを身に着けた自分をイメージして楽しんで頂きたい。と思いました。
「ちょっと私には無理かも」と思っていた気持ちを乗り越えて、選んで、手にして、身に着けて「かわいい！」「素敵！」と感じて頂けたら、とても嬉しいです。
自分の気持ちや心の中の景色を形にして、それを見ていただいた方に感動してもらう事も大事だけど、こんな風に「身に着ける方に寄り添ったアイテム」も私にとってはとても大事だな。と改めて思いました。
これは、2020年以降に私がたどり着いた考え方で、とても大切で、やりがいに繋がっています。
さて、この記事は何日かに分けてようやく書きあがった記事なのですが、この記事を作成している合間にも新作がまたできました。
『きらめきのエメラルド』
スワロフスキーの「エメラルド色」をポイントにしたアクセサリー。
ポチっと小さめです。
このアクセサリーもお届けしたい方や身に着けていただきたい方をイメージしてデザインしました。
グリーンは今年の流行色ではあるけど、長く長く愛用していただきたいから、普遍的な輝きを放つ「エメラルド色」をチョイス。
クラシカルですっきりとしていて、隙のないデザインがmimiaccっぽいな。と思います。
明日から9月。
いよいよ秋がやってきますね。
次はどんな新作をご用意しよう。と、また今悩んでいる所ですが、次の新作も楽しみにしていただけると嬉しいです。
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