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無職の妻、これからどうする?
これからどんな風に生きていこう。
激務により適応障害になり、仕事を辞めてから
毎日のように考えていた。
とはいえ辞めたばかりの9月は
突然の退職にただただ焦るばかりで、
体調も良くならず
自分の状況を飲み込んで生活するのに精一杯だった。
これからどうしようと思いつつも、先のことなんて何も見えてこなかったし考えられなかった。
だけど仕事を辞めて一ヶ月経った頃から
こういうことがしたいな。
こんな風に生きていきたいな。というのが
ふっと頭に浮かんでくるようになった。
それはたとえばスーパーからの帰り道に歩いてるときや、家でごろごろしているときなんかに、
ふと思う。
こうしてみようかな。
これやってみたいな。
やってみようかな。
いや、でもやっぱりちがうか…
そうやって日々、ポンポンいろんな考えが頭に浮かんでは消えたり残ったりするうちに
今後どうしたいか像がだんだんと見えてきたので書いてみようと思う。
これからどうしたいか?以下 ▼
・体調を悪化させないように無理なく働きたい。
・心身ともに健康でありたい。健康でいられる生活をしたい。暮らしを雑にしたくない。
・夫との時間を大切にしたい。
・仕事することも大事にしたいけど、仕事しかしてないという生き方は避けたい。
・平日5日間で体力が0になってしまう働き方はしたくない。休日は体力回復するだけじゃなくて、ちゃんと楽しみたい。
・自分の時間を売る働き方から卒業していきたい。
・会社に雇われなくても自分ひとりでお金を稼げるようになりたい。
そのための武器や技術を身に付けたい。
・やっぱり好きなことを仕事にしたい。
・自分の経歴や技術含め、持ってるものを最大限に活かせる仕事がしたい。
・自分の仕事に誇りを持っていたいし、人生の財産になる仕事がしたい。
考えていたことをまとめると、こうなる。
編集者になる前と変わったなあと思うのは
とにかく、生活を大事にしたいと思うようになったこと。
適応障害で無職になってからは
夫と毎日一緒に夜ごはんを食べているけれど
わたしはいま、一日の中でその時間が一番の楽しみだ。
これからもなるべく夫と一緒にごはんを食べたいなあと思うし、
健康でいることと、夫とのこの生活を守りたいと思う。
その上で、やっぱり家の外でも生きていく力、
自分で稼ぐ力を失いたくないとも思ってる。
まず我が家は、夫婦の収入はそれぞれで管理している。
無職のいまもわたしは夫と同じように家にお金を入れているし、
専業主婦ほど夫の身の回りのことや家事をやっていないこともあり、
自分のことを“専業主婦”ではなく“無職の妻”と思っているわけだけど
今後もわたしは、夫が働いている・いないは関係なく
自分の仕事を持っていたいと思ってる。
それはわたしが働くことが好きだから。
というのもあるし
あとはやっぱりお金のこともある。
わたしは働くことや動いてることが好きなので
常に家にいて、夫の世話をしたり家を守れるような妻ではないけれど
何かしらで夫が働けなくなったときには
「あなたが働いてないと困るわ!」とは言わずに
「お金のことは気にせず、ゆっくり休んでていいよ」
って言ってあげたい。
そういう形で夫を守っていきたいと思ってる。
自分のため、愛する人のため、
精神的にも経済的にも自立しながら
時と場合によって守ったり、戦える妻でいたいのだ。
だからわたしは働きたいし、自分の仕事を持っていたい。
そしてもちろん、夫や生活も大切にしたい。
そうなると
“会社に雇われる働き方”や
“自分の時間を売る働き方”から、
少しずつ卒業していくことも考え始めた。
編集者になる前から、個人で働けたらいいなあ。と思ってはいたけれど、
今回働きたくても働けないという状態を経験して
改めて自分のペースで仕事できる力を身に付けたいと思ったのだ。
…なんて立派なことを書いてみたけど
わたしにはすぐに個人で稼げるほどの力はないので
しばらくは会社で経験を積んでいきたいと思い
会社を辞めたあとも一人でやっていけるスキルが身について
力がつけられるところを探していたのだけど
そんな会社が運よく見つかり、
最終面接まで進むことができた。
いい会社なのでここに決まるといいなあと思ってる。
今後はもう、無理をしたくない。
なるべくストレスを抱えたくない。
夫や生活、自分の時間を大事にしながら
自分のペースで働きたい。
そのための技術を磨きたい。
これが激務から適応障害になり
3ヶ月考えた、いまのわたしのこたえ。
生き方や働き方が多様化する現代。
選択肢の多さに迷い、悩んでしまうけど
どの選択も正しくて、間違ってることなんてきっとないから
みんながみんな自分の選択を信じて
そしてわたしも、自分の選択を信じて
少しずつ前に進んでいけたらいいなあと思う。
同じように退職された方、
適応障害になっていまを精一杯過ごしてる方、
これからなにをしようって方が
立ち上がってまた歩きだす文章に
わたしもたくさん励まされ、救われてきたから
もし次のことが具体的に決まったら
またnoteに書きたいと思います。