夫婦二人暮らしの、一人の時間と二人の時間
無職になり、絶対にやるぞ!と決めていたことがある。
部屋の片付けである。
わたしはお家の片付けや模様替えが大好きで
一人暮らしのときはしょっちゅうソファや本棚の配置を変えていた。
けれど転職して、引っ越して、結婚して…
あまりに忙しかったこの1、2年は
生活するのにいっぱいいっぱいなまま、
どんどん時間が過ぎていって。
ずっと気がかりだった。
リビングもそうだけど、とくに自分のお部屋。
ほぼ引っ越したままの状態で、ダンボールに入っているものも、まだあって。
自分の部屋、というよりは物置き部屋のようになっていた。
本当はここにこれを置きたいのにな。
この本棚をこっちにしたら、もっと素敵になるのにな。
そう思っては目をつむる…
これまでそんな日々が続いていた。
けれどそんな気持ちを行動にうつせる時が、
ついにきたのだった。
無職になりようやく、お家と向き合う時間ができてうれしくなった。
何日かに渡り、まずリビングとダイニングの模様替えをした。
テーブルや電子レンジ、棚を使いやすい場所に動かして、きれいに整える。
そのあとは自分のお部屋づくりに取りかかった。
せっせと本棚を動かしたり運んだり、夫にも手伝ってもらったり、そんな時間はやっぱり楽しくて。
そうして完成した、二人暮らしのわたしのお部屋がこちら。
一人暮らしのときと比べるとだいぶコンパクトにまとまった。
写真を撮ってみると少し殺風景な感じもするけれど、スッキリしていて心地いい。
何度かnoteに書いているのですが、わたしは一人の時間が大好き。
前に占いに行ったときに
「あなたは一人が好きなのね。自分の部屋がないとダメなタイプね。」
と何も話していないのに当てられてびっくり。
生粋の一人好き…
そんな星の下にでも生まれたのでしょうか。
何はともあれ自分のお部屋があることで精神的に落ち着くし、安心できるので、
夫のいない日中は、ほとんどこのお部屋で
noteや日記、手紙を書いたり、趣味に没頭したり、
時には転職に向けて動きだしたりしながら
一人の時間を過ごしている。
ちなみに、我が家は夫にも自分のお部屋がある。
二人とも一人が好きなのだ。
けれど、二人の時間も大切にしたいわたしたち。
お互いがそう思っているからか、
夫が帰ってきてからは二人でいることが多く
実は夕方以降、わたしは自分の部屋にはほとんどいない。
平日の日中は一人を楽しむ。
夫が帰ってきてからは二人を楽しむ。
そんな感じで、いまのリズムができている。
でも、働いたらそうはいかない。
いまみたいに日中自分の時間は持てないし、
毎日料理もできないだろう。
生活と仕事に追われて、無性に一人になりたいときだってあると思う。
(実際編集者のときは、週末の数時間しか一人の時間がないことが苦しかった。)
なので働き始めたら、
夕食を食べ終わったこの時間は一人で過ごす、
この曜日は一人で過ごす、とか決めるのもいいな〜と思う。
二人でいるときは二人の時間を大切に。
たまには一人の時間も大切に。
同じ屋根の下にいたとしても
「じゃあ、今日はお互いに一人を楽しみましょう」
そんな夫婦も素敵だなと思うのだ。
(ご夫婦で暮らすnoterさんたちは、どんなふうに自分の時間を持っているのでしょう。
自分の部屋を持つ方もいれば
外へ出る方もいるのかな。
よかったらコメントで教えてください。)
さて。
そろそろお部屋を抜け出して、夕食の買い出しにでも行こうかな。
今日の我が家は夫のリクエストでトマト煮込み。
野菜をたっぷり入れて、トマト缶でコトコト煮込むこの料理は、わたしの得意料理でもあり(煮込むだけ…)夫の大好物なのだ。
いまは毎日、こんな風にごはんを作って一緒に食べられることが幸せだ。
「美味しいね」って夫が笑いかけてくれると
二人で食べるってなんてうれしいんだろうと思う。
そんな時間を取り戻せただけでも、仕事を辞めてよかったなと思ってしまう。
夫婦二人暮らしの
一人の時間と二人の時間。
どちらも宝物で、大切な時間。
これからも二人のちょうどいいを探していこう。
以前書いた、一人暮らしのお部屋の記事はこちら。
これまでは忙しくて自分を見失っていたけれど
このときのようにまた自分のお部屋で
一人の時間をたっぷり満喫して
自分を取り戻していこうと思います。
一人の時間と二人の時間
どちらも大切にしながら。
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