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九州温泉道 筌ノ口温泉 旅館新清館

ここは数年前に一度訪問したことはあったんですが、その時はあいにくの雨で、せっかく来たからと雨の降る中、露天風呂に入った記憶があります。

今度こそ!とリベンジに燃え、再訪しました。当日は快晴!絶好の露天風呂日和でした。

筌ノ口(うけのくち)温泉といいます。
近くには「九重“夢”大吊橋」がありますが、そんなものには目もくれず、温泉へ直行です。ちょっと場所が分かりにくいのですが、ガソリンスタンドの手前の道を下におりていきます。かなり細い急な下り道ですが、谷まで降りていくと新清館はあります。

横に共同浴場があります。こちらは300円で入れるようです。
今回はお目当ての新清館を目指します。

中は人の気配は全くしません。駐車場にも車は一台もなし。もしかして…。
ちょっと不安な気持ちにはなりますが、受付にはちゃんと呼び出しのブザーがありました。押すとほどなく女性の方が出てこられて、入浴料を払い、左手の奥から一旦外に出ます。

混浴露天入り口

混浴の浴槽(こぶしの湯)と、女性専用の湯(かえでの湯)があります。必然的に男性は混浴に入る形になるのですが、誰もいません。なんと貸し切りです。

露天風呂ドーン!

それもこの大きさ!!!
天気は快晴!湯の温度もちょうどいいです。

湯口は透明

入口すぐのかけ湯をためているところを見れば、茶色く変色しているので、金気たっぷりな感じがよくわかります。でもこの湯が透明なところを見ると、空気に触れてこのような濁った感じになるんだなぁ。というのが分かります。

少し口に含むと独特の金気臭と、若干ですが、炭酸系の感じがします。強くはないですが、少し炭酸系の要素もあるようです。

これはいやがおうにも期待感が高まります!

足元は完全に濁ってて、どのくらいの深さがあるか見当がつきません。気を付けて浴槽に入ります。そこまで深くはありませんでしたが、ところどころ岩がごつごつしているところがあるので注意した方がいいです。

ここが少し浅い

屋根のある部分は浅くなっており、若干ぬる湯になっていました。そして何よりもこの湯口!

ドバドバ

お湯がこれでもか!というくらいにドバドバ注がれています。まさに天然の恵みです。1時間ほどつかりましたが、その間にお客さんは来ず、この大きな浴槽を独り占めできました。ああ、なんという贅沢。

平日休みの仕事を恨むことも多々ありますが、こういうところだけはよかったな。と思います。なかなか簡単には行ける場所ではありませんが、また訪れたい温泉でした。

住所 玖珠郡九重町田野1427-1
電話番号 0973-79-2131
営業時間 8:00~22:00(午前中、不定期で清掃の場合あり)不定休
料金 大人 500円 こども 250円(2021.10現在)
泉質 炭酸水素塩泉



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