筋湯温泉 旅館ゆのもと荘
筋湯温泉は、大分県のほぼ真ん中にある温泉地です。
以前、同じ温泉地の旅館かくおやをご紹介しましたが、そのすぐ近くにあるのが、このゆのもと荘です。
かくおやの記事、私の想像以上にアクセス数がありました。ありがたいことです。ぜひ可能な方は現地に足を運んでみてください。
ゆのもと荘も人気の宿で、なかなか予約が取れません。何度も宿泊される方も多いようです。
なんとか予約を取れたので、行ってきました。予約が取れたのは、当時地震があった時で、宿泊数が減少していたのかもしれません。
受付は手前の別棟のようです。厨房兼フロントといった感じでした。
おかみさんはチャチャッと説明をしてくれて、あとはお好きにどうぞ。といった雰囲気です。気を使わなくていいので、この形もありですよね。
部屋
一番手前の部屋に通されました。窓の外は川が流れており、そこそこの水量はあるので、少し気になる人はいるかもしれません。
私は全く気にならず。快適そのものでした。
このカギについている目が面白かった(笑)
温泉は外にあり、全て貸し切りでいつでも入ってOKという、かなり自由スタイルでした。早速温泉に行ってみよう。
温泉
温泉は全部で4種類。行った当時は打たせ湯がリニューアル中で入浴できませんでしたが、近くに打たせ大浴場がありますので、そこに行けば問題なし。ちなみに入浴希望だと、フロントに言えば入浴に必要なコインをもらえ、無料で入浴できます。
ということで、一番手前。
「川音の湯」
全部黒で統一されています。黒川温泉の風味ですね。黒川の成功が、いろいろな温泉地にも影響を与えているのかもしれません。
いい感じです。後ろが川なので、川の流れる音を聞きながらの入浴になります。風がさわやかでいいですよ。
なんかここだけ見ると、かくおやのお風呂とそっくりですが、まったく違う宿のお風呂です(笑)
次にあるのが、「納屋の湯」
夜に入ったので、真っ暗でしたが、同じ石造りで少し小ぶりな浴槽でした。落ち着いてゆっくり入浴できました。
「満天の湯」
翌朝入ったのですが、天気があいにくの雨。
雨なのに露天チャレンジ(笑)
ここが一番奥にあり、一番大きいお風呂のようです。
脱衣場を出ると、想像以上に大きい浴槽が広がっています。
雨の早朝なのでちょっと暗いですが、逆に暗さがいい雰囲気を出しています。
屋根や石垣もいい具合に苔むしていて、いい雰囲気を作っています。
なかなかの湯量だと思いますが、いい湯加減で注がれています。
あと、打たせ湯があるのですが、私が行った時は地震で被害を受けて、修理中のため使用できませんでした。現在は復活しているはずです。
夕食
夕食、朝食ともに部屋食です。
うれしいですね。配膳はおかみさんがあっという間に整えてくれました。
飲み物は日本酒にしてみました。
筋湯温泉オリジナルの日本酒だそうです。
八鹿(やつしか)酒造というところで作られたお酒です。大分といえば八鹿。おいしかったです。
肉がおいしかった。豊後牛。
朝食
もう、これで十分。ザ・宿の朝食。
みそ汁にしいたけが入っているのが、さすが大分。という感じです。
高級な宿のように、見た目が豪華でたくさんの品数のある食事もおいしいですけど、私はこんな食事を出してくれる宿が大好きです。
季節が変わると、どんなものを出してくれるんだろう…。と楽しみになります。また行きます!(予約が取れれば…)