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九州温泉道 黒川温泉 旅館山河

ふだんであれば、こんな高級な宿にはとてもではありませんが宿泊できませんが、なんと、小国町がやっているスタンプラリーに応募したら、旅行券が当たってしまいました!!

以前、日帰りで入って泊まってみたいなぁ…。という宿を選んだ結果、ここ旅館山河に決定です。
黒川温泉の中でも、温泉街から離れた奥地にある温泉です。
かなり細い道を車で走り、旅館へ到着しました。

かなり敷地は広く、案内によると、薬師の湯(単純硫黄泉)と美肌の湯(ナトリウム塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉)の2つの自家源泉があるということです。

チェックイン

15時過ぎにチェックイン。
人気の宿のようで、何組かのチェックインと重なっていました。
うまい具合にフロントの座席に案内され、お茶を出してくれました。
密を回避できるよう、宿の方も気を使っていただいているようです。

チェックイン時にいただいたお茶

まんじゅうおいしかった。
今回はスタンダートな一番安いプランです。それでも個室で風呂付のお部屋とは、なんともぜいたくな話です。お茶を飲んだ後に、部屋へ案内されました。
スリッパも他の人のものと区別できるようにしてくれていますし、本当にこういうところは感謝しかありません。

お部屋

本館の西にある「捩木(ねじき)」という部屋でした。
こたつがセットされていて、広すぎず、狭すぎず。心地よい部屋でした。

コタツでくつろぐ妻

備え付けのお風呂がありました。
石造りのお風呂で、いい雰囲気です。温度もちょうどいい加減でした。

部屋の風呂

早速、露天風呂に行ってみます。
こんな道が続いて、いろいろなところに温泉や施設が点在しています。
自然に囲まれて、いい雰囲気を作り出してくれています。かなり手を入れているんだろうなぁ。と思います。

さりげなく作りこまれている庭

混浴露天風呂(もやいの湯)

もやいの湯 入口

混浴露天風呂なのね…
これはどうしようか。迷うなぁ。混浴とか入ったことないし…。
すこーしだけ扉を開けてみると、誰もいませんでした。

もやいの湯 内部

ちょっと構えて入ってみたのですが、なんと誰もいません。さすが平日(笑)
なにせ大きすぎてお風呂の全体が写真に収まりません。
大きな露天風呂にザーザーと湯が注がれています。打たせ湯もあります。

打たせ湯

しかも行った日はかなりのいい天気。のんびり入っていると、じりじり焼かれる感じになります(笑)
見上げると、森の緑と空の青。 お風呂は笹濁りのいいお湯。
最高です。

いい風呂だ

夕食

さて、いよいよ夕食の時間です。
なんとぜいたくなことに、部屋食で出してくれます。本当に至れり尽くせりですよ。

おしながき
夕食①
夕食②

やまめの塩焼きがとにかくおいしかったです。

なかなか普段は食べないやまめの塩焼き

大浴場(薬師の湯)

もう、お腹いっぱい…。動けないくらい食べました。
ですが、せっかくなので、内湯も覗いてみます。
こっちは当然男女別です

薬師の湯入口
薬師の湯内部

中は雰囲気を出すためか、かなり暗めになっていました。
みんな露天に行くんでしょうね。ほぼ入っている気配はありませんでした。
もったいないなぁ。ここもいい湯でした。

温泉に入ったあとに、妻のリクエストで、フロントで売っていたアイスクリームを食べることにしました。

アイス

朝食

翌朝です。部屋の風呂にサッと入って、朝ごはんです。
朝も部屋食でした。

シンプルな朝食

シンプルな朝食だな…。と思いきや、ドンドン追加がきます。

追加 ご飯のお供

このみそがおいしかった。
少しあぶっていて、香ばしい感じが良かったです。ご飯がすすむ。

さらに追加 蒸し物

食べた食べた…。宿のごはんっておいしくて、つい食べ過ぎてしまいますね。
ちょっと横になって、せっかくなので、敷地内を散歩してみることに

朝の散歩

女性専用露天
誰もいなかったので、妻に撮ってもらいました
囲炉裏
ロビーの薪ストーブ用かな
ここが泉源のようです

本当にたまたまなんですが、大満足の宿でした。
ちょっとぜいたくですが、たまにはいいですよね。
でも、黒川温泉の中では比較的リーズナブルです。派手さはないですが、細かな配慮を感じた宿でした。
年明けには丁寧に年賀状もいただきました。初めてかも。泊まった宿から年賀状もらったの。
この雰囲気のある宿が、いつまでも続いてほしいな。と思います。

住所 阿蘇郡南小国町大字満願寺6961-1
電話番号 0967-44-0906
営業時間 8:30~21:00 不定休
※立ち寄り湯は露天のみ(内湯は宿泊者専用。雨天時除く)
・鍵付きロッカーあり(無料)
・駐車場あり 普通車30台
料金 大人 500円 こども 300円(2021.10現在)
泉質 炭酸水素塩泉


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