[キッズレッスン] 集中力を切らさないレッスンの流れ
こんにちは!ミミです。今日はキッズレッスンについてちょっと書いてみたいと思います。
キッズの生徒さんの中には、なかなかレッスンに集中してくれなかったり、途中で眠くなってしまったり、という生徒さんもいますよね。私のレッスンは30分単位でもできるのですが、生徒さんの親御さんが1時間を希望されているので7-8歳の生徒さんでも1時間でしています。
できるだけ集中を切らさないように。切れてしまってもまた戻れるように。色々考えて編み出した(?)私のキッズレッスンの流れを今日は少しご紹介してみます。
私のレッスンの流れ
小さいお子さんは特に、20分集中するのが限界!というのを私が昔していた子ども英会話レッスンで教え込まれていたので、1時間のレッスンは基本20分サイクルを繰り返すレッスン形式にしています。以下は、私が実践しているレッスンの流れです。
最初の5分 〜 15分: ウォームアップと宿題チェック
まず最初の5分で「今日は何をしましたか」などいつもの話す練習をした後、宿題をチェックします。事前にGoogle Classroomで出してもらうものと当日見せてもらうものの二つがある時があるので、宿題をチェック & 間違いを一緒に見て、その場で書き直してもらいます。
私の生徒さんたちは不思議なことに全員文房具を集めるのが趣味で、お気に入りのペンでノートに日本語を書くのが大好きだと聞いたので、その場で書き直させることでちょっとしたウォームアップになっている気がします。(言わせるだけだとすぐ忘れてしまうし、ぼーっとしてしまうことが多かったので。)
15分 ~ 20分:単語をチェック
その後、今日使う単語のチェックです。「これを覚えてきてね〜」と言ってあるので、覚えられているかのチェックと、新しい単語を一緒に見ていきます。ここまでで大体20分経過。単語の管理はエクセルシートを使っています。(これは他の記事で詳しく書きます。)
20分 ~ 40分:文法の導入と練習 (スモールステップ)
次の20分で、今日のメインの課や表現を勉強します。私が話してばかりだと意味がないので、説明はあまりせず、とにかくたくさん聞かせる & 言わせて練習させます。ここで書く練習も入れておくと、手が動かせて眠くならない!ここでは、最後の長く話す練習のためにスモールステップを意識した活動をしています。変換練習や、まるごとの最初の方の練習、リスニングぐらいまでをしています。
40分 ~ 50分 : ゲームタイム!!
20分経ったら、ちょっとしたゲームをします。私はWordwallが大好きなので、ルーレットを使ったり、クイズをしたり、時々絵本を読んだり、Youtubeを見たり、ちょっと遊び要素を取り入れた活動を多くして、集中力をキープ!ここでの活動もまた別の記事で詳しく書こうと思います。
50分 ~ : 長めの会話練習 & Can-do チェック & 宿題
このリフレッシュの活動の後、また今日の復習に戻っていきます。ここではもう少し長く話す練習をしたいと思っているので、最初に聞かせたまるごとのダイアログをもう一度聞かせて、そこから最初は穴埋め式の会話練習、その後に何も見せないでダイアログのような会話がスラスラできるまで練習です。ここで「じゃあ、覚えられたかな?覚えているかチェックしよう!!」のようにちょっとゲーム感覚で言っておくのもいいかもしれません。
この会話の練習、なかなかうまくいかない生徒さんもいます。自分で何を話したらいいかわからないとか、アイデアが湧かないという子です。
例えば、この間のトピックが「旅行」だったのですが、コロナでどこにも行けていないので分からないという生徒さんがいました。この生徒さんはストーリーを作るのが大好きだったので、架空の旅行を作ってもらう、という活動をこの会話の練習の前に取り入れました。最終的には彼女の作った「バナナ島」への旅行について話してもらいました ^ ^ (おいしそうな旅でした〜)
子供は大人と違って、適当な例を持ってきたりするのが難しい生徒さんが多いと感じているので、空想やお話作りが得意な子には、このような活動もいいかもしれませんね。
その後、Can-doのチェックと宿題を出しておわりです。
それでも全然うまくいかないこともある
まとめでこんなことを言うのもアレですが (笑)、全然うまくいかないこともあります。そりゃ、わたしたちが日によって機嫌や体調が違うように、生徒さんにもそういう日がありますから、そこは臨機応変にゲームを多くしたり、今日は静かに書いてみる練習をしたり、こちらが変える必要がありますね。
また、一括りに「大人の生徒さん」「子どもの生徒さん」と分けることもできないので、あくまで私の子どもの生徒さんには、これがよかったよ〜ということで紹介してみました。
まだまだ私もうまくいかないこともあるので、もっといい方法を知っている先生方、ぜひ情報共有をしましょう!!
では、また!
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