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読書から、趣味が広がっていく
昔から熱しやすくて冷めやすい私だけど、読書(主に小説)はずっと飽きずに続いている。
それは、ミステリーだったり、恋愛小説だったり、お仕事小説だったり、時代小説だったり、そりゃーいろいろなジャンルがあるわけで、飽きることはない。
そして読書にも、その時その時でマイブームってものがあり、そのマイブームが次から次へと変わっていく。
変わっていくというより、好きな作家さんやジャンルが増えていくって感じかな…!
いろんな作家さんの本を読んできた。
原田マハさんの小説が好きで、これまで約40冊以上読んできた。
その中にアート小説もあって、そのアート小説を読んでいくうちに読書だけでなく絵画にも興味を持つようになった。
それが数年前。読書から影響を受け、私の趣味の幅が広がった瞬間。
絵画に興味を持つようになると描かれた時の時代背景や画家のこと、描かれている絵画の意味などを知りたいと思うようになっていった。
私は学生の頃、その後も勉強するのが大嫌いで全然勉強をしてこなかった。テスト前に覚えて、テストが終わるとせっかく覚えたことなど速攻で頭から消えていってしまった。そういう訳で、恥ずかしいけど私には教養がない。世界史も日本史もわからず、旧約聖書や新約聖書、ギリシャ神話などもよく知らなかった。
若い頃の私に物申したい。
「なんで、もっとちゃんと勉強してこなかったの!なんでもっと本を読んでこなかったのっ!」と、昔の自分を叱責しても仕方がないけど。
今はいろいろなことが知りたくて仕方がない。
絵画や歴史のことなどYouTubeを観たり、本を読んだりしている。
だけど、脳みそが固くなってしまっているのか、なかなか頭に入ってこない。
でも、知りたいと思ったことを探究していくことに年齢は関係ないと思っている。知りたいと思った時が始めどきで、少しずつでもいろいろな知識が入ってくるのはとても楽しい。
海外古典文学にも興味を持ち始めた。まだ数冊しか読んでないけど、今後少しずつ読んでいけたらといいなと思っている。
「知らないことを知るということ」
幾つになっても、死ぬまでこの気持ちを持ち続けていたいと思う。
読書をしていなければ、絵画に興味を持つことなんてなかったし…
読書って、奥深い。
※上の絵画《クロード・モネ『春』1872年》