自分はもう“需要のない人間”なのだと思っていた、この7年間を振り返る
前回のnoteを書いてから、長い時間が経過してしまいましたが、わたしは今ここ数年で最も自己肯定感が爆上がりしています。
なぜかというと、転職したからです。(パートだけど)
ただライターで転職したのではなく、出産前に東京でしていた仕事とほぼ同じ、貿易関連の仕事に、このド田舎から、リモートで復帰したのです。
前社と競合にもなり得る都内の会社に、パート勤務している形です。
7年前にこの田舎に引っ越して来てからというもの、誰もわたしのかつての仕事やスキルに興味を示す人はいませんでした。
ハロワに行っても、そんな仕事ここにはありませんと言われ、
仕方なく日本語のライターを始めたけど、ライターだけでは仕事を取れないから、画像編集や取材スキルなども覚えてなんとか食らいついていました。
それでもそんなに仕事があるわけではなく、就労時間が安定しないので、ママ向けの求人サイトに一縷の望みをかけて転職活動をしていたところ、
現在の会社に巡り合い、7年のブランクがありながら、面接で即採用してくれました。
英語の仕事=教師しかないこの田舎で、前と同じ輸入や翻訳の仕事ができるなんて奇跡です。
しかも残業なく、急な休みもOK、家族を優先してくださいとまで言ってもらってます。
これもこの数年でリモートが普及したことの恩恵だと言わざるを得ません。
もう、過去に培ったスキルは役に立たないのだから、新しい何かを身につけてやっていくしかない、と思っていたので本当にありがたいです。
やっていることは非常に地味で、PCの前に座ってメールやSlackや資料と睨めっこしているだけなんですが、それでも、毎日腕をブンブン振り回しながら仕事に(挑むようなイメージで)取り組んでおります。
しかも、ライターとして日本語の校正・編集の経験を積んだおかげで、翻訳のスキルが少々上がった気もします。
何事も人生の糧なのだ、とこれからも前向きに行きたいものです。