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子どもの食事を考える

遅ればせながら、中田敦彦のYouTube大学を最近知りちらほら見ているのですが、

よくぞ言ってくれた!!!と心の中で盛大な拍手を送ったのがこちら。

高級スーパーで働き、ヨガを始め、Oisixの会員になったかれこれ15年くらい前から、食べるものには結構気をつけてきました。身体のためというのもあるけど、きちんとした素材で、きちんと作られたのものはやっぱり美味しいし、食べると身体の調子が良いなと感じるからです。

田舎に引っ越してからは、パルシステムやよつば生協さんのお世話になっています。

ひとりとか、夫婦だけなら食べるものはなんでも好きに選べばよいのですけど、子どもに何を食べさせるかには本当に悩みました。

妊娠中に子ども向けのマクロビとか、薬膳とか、自然食の本とか色々読んで食育の勉強したのですが、なんせ子どもって、食べてほしい野菜とか手をかけて作った身体にいい料理って全然食べてくれないんですよね…

頑張ってご飯作っても、「ご飯終わったらおやつ食べていい?」とか聞いてくると愕然としますしね…なにこの無力感、徒労感。

そしてあんまり子どもに「あれは食べちゃダメ、これは買っちゃダメ」と強制するような親にはなりたくないのです。そうしたら子どもには食事についての悲しい思い出ばっかり残ってしまうだろうから。

なので、いろいろと考えて中庸を目指した結果、今はこんな形に落ち着いております。

1. ご飯は分づき米にする

あっちゃんが言っているとおり、白米って、お米の栄養ほとんど削り取ってますよね…

玄米はお米の栄養が丸々摂取できるけど、玄米って消化に時間かかるので、あまり毎食食べないほうがよいという見解もあります。とくに消化器官が未発達な子どもは。奥歯が生え揃うまでは食べない方が良いと、マクロビの奥津典子さんの本にも書いていました。

うちはまだ2人とも幼稚園児なので、普段のご飯を7分づき米にすることでお米の栄養を摂ってます。そんなぼそぼそすることもなく、美味しいので子どもたちはとくに白米と変わらず食べます。

でも、分づき米って都会に住んでいる時はあんまりお目にかからなかったんですよね…売ってても、白米より高かったりして。

しかし田舎にはこういう強い味方がおります。

精米所!

大体300円とか400円とかで、30kgくらい精米できて、つき具合が選べるようになってます。

お米を買うときはよつば生協で玄米を買って自分で精米してるので、白米とあんまり変わらない値段で済んでます。

最近では下の子が2歳なのでそろそろ玄米食べるかなぁと思いおにぎりにして出したところ、普通に食べていました。プチプチした食感と甘味は子どもも結構好きなのかもしれません。

ちなみに玄米は消化を良くするために一晩浸水して、圧力鍋で炊いています。

2. パンは全粒粉を混ぜて、ホームベーカリーで焼く

やっぱり国産小麦のハード系パン屋さんのパンはしみじみ美味しいのですが、お高いのでしょっちゅうは買えないんですよね…食パンだけ買いに行くのもなんだし(田舎だから、好きなパン屋もそこそこ遠いのです)

家にはホームベーカリーがあるので、日頃食べるパンは家で焼いてます。強力粉と全粒粉4:1くらいの割合なら、ふくらみ方も食感も強力粉だけの時とあまり変わらないし、子どもも違和感なく食べてくれます。

他の素材も、天然酵母とかきび砂糖とか好きなものを使えるのが手作りのいいところです。

昔はレーズンで酵母おこしてパン焼いたりしてましたが、子どもいたらそんな暇ないしやめました笑


3.添加物、農薬、人工的なもの、作ってから時間の経ったものはなるべく避ける。

これもいろいろ言われてるし、いろいろ説がありますけども。

個人的にはあんまり余計なものは摂らなくていいかなと思うし、シンプルな材料で、作り立てものの方が美味しいと思うので、極力そうしています。

一回の食事で、お惣菜とか買って何品もそろえるよりは、野菜とお肉放り込んだ鍋一品とかにして、長い目で見て色んな食材を摂れたらいいのかなと思います。

それこそ「年収90万で東京ハッピーライフ」みたいに、玄米と味噌汁だけとかよくあります。考えるのも作るのも楽だし、何よりおいしいです。

何だか、年々素材が美味しいと感じられるのは歳のせいもあるのかな…

3.スーパーに行ったときは、子どもの好きなおやつを買っていいことにする。

子どもにとって、お買い物に行ってお菓子選ぶのって楽しいですよね。わたしも昔駄菓子屋でルンルンお菓子選んだ記憶があります。

お菓子って、砂糖とか添加物たっぷりだし、、とは思うんですが、やっぱり今後子どもたちも大きくなっていくにつれ、友達がお菓子食べてるの見たり、一緒に買い食いしたりするのだろうし。

いま、市販のお菓子を禁止してしまったらきっと将来反動が出てしまうんじゃないかと思うのです。

なのでとくに市販のお菓子も禁止せず、たまにスーパーに行く時には好きなものを選んでいいことにしてます。

そのかわり、それ以外にわたしが買い置きしておくおやつは、よつば生協で買ったものとかにしています。子どもたちは果物も大好きです。

きっと、子どもたちは自分の普段食べているもののことなんてあんまり考えたことないのでしょうけど。

でも子どもは結構感覚が鋭いので、お腹の調子がわるいと「つめたくないリンゴジュースちょうだい」と言ってきたり、暑い日はキュウリの浅漬けたくさん食べるけど、涼しい日はあまり欲しがらなかったりするんですよね。

子どもにはそういう、身体に必要な食べ物の感覚を研ぎ澄ましてもらい、自分で考えて自分で食べるものを選び取る力をつけていってくれたらなぁと思います。


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