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子育ての最終ゴールは?公立進学校から海外留学✈️

皆さんこんにちは。ミリィです。

前回から「公立進学校から海外留学」シリーズをスタートしています。

今日は「子育ての最終ゴール」について私の考えをお話ししたいと思います。

公立進学校から留学

私の娘は公立高校に進学した後、2度の留学を経験しています。1度目は在学中にニュージーランドへ1年間、寮生活をしながら現地の高校に通ってもらいました。2度目は高校卒業後、アメリカの大学へ進学する道を辿りました。

当時、娘が通っていた高校から留学という道を辿ったのは娘だけでした。他の学生たちは国公立大学を目指して勉強をしていた中、なぜ娘は留学をしたのか。これら2度の留学には親として私なりに「娘に最終的にこうなってほしい」という思いがあったからだと感じています。これを私なりの「子育ての最終ゴール」とし、皆さんにご紹介したいと思います。

子育ての最終ゴールとは

私にとって「子育ての最終ゴール」は「子どもが1人で生きていく力を身につけること」だと思っています。

私自身、学生時代は「良い大学に入ること」、社会人になってからは「大企業に入ること」が1番大切だと思って、そのために一生懸命努力をしてきました。実際に社会的に良いとされるような名の知れた大学、企業に入り、「これで自分の目標は達成された」「勝ち組に入れた」と思っていました。

でも、本当に人間にとって生きていく上で大切なのはそうした「社会的なステータスを勝ち取ること」ではなく、「自分の納得する道を自分の力で踏み出していく」ということだったんだと感じました。

大学に行かなくたって、その人が自分で生きていく力を身につけて自分が納得する道を進んでいくことができれば、それは立派な人生であり、その人にとっての「正解」であると思っています。私自身、社会が求める道が「正解」だと信じてしまったことで、苦しい時間を過ごしてきたという実体験がありました。

そうした背景があり、娘が生まれ、子育てをする上でも1番大事なのは「子どもが親にも組織にも頼らず、自分1人で生きていく力を身につけること」であると感じるようになりました。

日本を「世界の中の1つの国」として見る

日本の単一社会の中で「受験戦争に勝つ」という世界の中で、例えば東京大学に合格できたとしても、それは日本国内の1番であって、海外の視点から見ると途端に1番でなくなってしまいます。

「色んな国があって日本がある」そうしたことを身をもって体感するには、やはりまず日本の外に出て物事を見る体験をすることが重要だと考えていました。そして、文化や考え方が全く異なる人たちの中に入って交流し、広い視野を得て自分の人生を生きていくイメージを持つことを娘に体験してほしいと思っていました。

できるだけ早く世界を見る

そうした「海外に出る」「日本は世界の中の1つの国である」ということを娘ができるだけ早く経験するということが重要だと考えていました。そうすることで、大人として自分の人生を広い視野で捉え、自分自身で納得する道を選んで進んでいくということが可能になると思い、高校生のうちに日本を出て海外を見るという体験をしてもらいました。

子どもが1人で生きていけるようになること

私にとって当時も今も、子育ての最終ゴールと言えるのは「子どもが自分1人で生きていけるようになること」です。私自身、娘と同じ高校に進み、日本の社会が求める「正解」を追い求めた結果、苦しいと感じる人生を送ってきました。そうした実体験から、娘が進学校に進み、周りは国公立大学を目指していた環境を出て1人違う「留学」という選択肢を勧めた経緯に繋がったと感じています。


今日の記事は以上です。

今後も色々な角度から娘の「公立進学校から海外留学」に至る体験をご紹介していきます。子どもの選択肢を広げる子育て・教育に関して参考にしてもらえると嬉しいです。

読んでいただき、ありがとうございました🌷


Mily Familyとは

Mily Familyは「自律性×多様性」をコンセプトに、これからの日本を創る若者たちが、自信と誇りを持てるよう応援するプラットフォームです。「自らの価値観・信念を持って、多様な環境にいる人に”家族=Family”のように寄り添う」という思いを込め、その一部をとり、Mily Familyと名付けました。

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ミリィプロフィール

1961年生まれ、兵庫県神戸市出身。長田高校卒業後、神戸大学理学部に進学。卒業後はメーカーにSE(システムエンジニア)として就職し、定年まで勤める。これまで30ヵ国近くを訪れ、船で世界を一周するピースボートにも参加。娘には10代から留学を経験させる。日本文化に自信と誇りを持つ若者を応援したい思いで2023年にMily Familyを設立。








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