何でも良いからモチベを上げよ、そしてローマは築かれる

突如たまにものすごい腹痛に襲われることがあって、そのときに「あぁ神様、この痛みがなくなるなら何でもしますのでどうか…」と無宗教の癖に都合よく祈りだしてしまうんだけど、そんな経験はありませんか。

それで、原因を探ってみると、食中毒みたいにパッと現れたものじゃなくて、長年の蓄積だったりしてびっくりしちゃう。

わたしは一度腹痛で救急車で運ばれたことがあるが、「お便秘ですね」と言われ、特に薬も処方されないまま、腹痛が落ち着いてしまったのでそのまま友人との鍋パに向かったことがある。

ちなみに夏祭り中の出来事で、食中毒なんじゃないかと大騒ぎして友だちに救急車を呼んでもらった挙句搬送中にケロリと治ってしまい非常に気まずい思いをした。(ごはん中の人はすみません)

この「長年の蓄積」というのが非常に厄介というか何と言うか。

救急車搬送直後は「便秘改善しなきゃ…」と思ってビオフェルミンを飲んだり、乳酸菌を摂ったり、多めに水を飲んだりと気をつかうのだが、喉元過ぎればなんとやらですぐにいつもの生活に戻ってしまうのだ。

あまりよくないのはわかってるけど、表面上に現れてこないから、つい忘れて水を飲まないまま1日を終えちゃったりする。それに、多めに水を飲んだからってすぐに改善されるものでもない。根気強さが必要なんですよお便秘には!!!!!わかる人には!!!わかる!!!!(笑)

まぁ便秘に限らずだけど、「続けなければいけないのはわかってるけど、目に見えて効果がわからないからモチベーションが下がってやめちゃう」ことっていっぱいあるじゃない。

たとえばダイエット。激しいのならすぐに効果が出るかもしれないけど、リバウンドしちゃ意味ないし、1日で5kgも痩せるわけじゃないし本当に辛い。だからダイエット商材はバンバン売れる。

たとえば勉強。三日三晩で詰め込めるかもしれないけどすぐに忘れちゃうし実践の場もあんまりないし、知識は使わないと風化していく。

たとえば化粧品。「この化粧水を使って次の日にはニキビが消えたんです〜」ってならんならん。それいろんな複合的要因入ってると思う。美肌は1日にしてならず。

もう究極なんでも良いと思うんだけど、要は一瞬だけやっても、まったく意味なくはないけど、ちゃんと続けなきゃ意味ないことがたくさんあるんだよね。

最近あまりに身体が硬すぎて毎晩5分だけストレッチをやっているんだけど、これだって一気にやわらかくなるわけじゃないし、やわらかくなったところでいきなり健康体に変身するわけじゃないし、そこで止めたらまた硬くなるし、もう何なんだよストレッチって感じなんだけど、まぁ身体のためにはやったほうが良いんですよ。

そういうときに、どうやってモチベを保っていけるか。どう日常にストレスなく組み込んでいけるか。そこをちゃんと仕組み化できる人がローマを築いていけるし便秘を治せるんだと思います。

ちなみにわたしは便秘はトイレにカレンダーを置いてマーカーで線を引いておくことで謎の達成感を得ようとしているし、ストレッチはドS気味な友だちに整体をお願いしているので、いつか絶対こいつに「や、やわらけぇ!」と言わせたると思ってそのモチベーションだけでストレッチをしています。

ローマ、築くわ。

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