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謙虚になるな、冷静になれ

自分にはあまりいいところがない。

そんな自覚があるからこそ、這いつくばって、努力して、がんばれるということもある。

まだまだだ、と思うから補おうとする。

自分はまだ50点だから、100点をもらうために走る。

ずっとそれが正解だと思っていたけれど、これはある意味で日本人の悪しき習性だと思った。

わたしは、褒め言葉をそのまま受け取る人を見たことがない。褒められても、

「そんなことないですよ」
「わたしなんて」
「まだまだですよ」

という。絶対100%言う。

ここで、この前声優の先生が言っていたことがある。

「謙虚になるな、冷静になれ」。

どういうことかというと、自分を卑下するのではなく、冷静にどのくらいのレベルなのかをジャッジしろということである。

100%満足しないことは時として大事かもしれないけど、卑下しすぎると自己肯定感が上がらないし、一向に自信がつかないのだ。

日本人は謙虚なところがいいところでもある。主張せず、一歩下がって自分を下手に見せる。

でも、自分のことに関しては、もっと悪いところだけでなくいいところを見つけてあげてほしい。

「ある程度自分には丸をつける」。

それも、自信をつけるためには必要なことなのだ。


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