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「仲間」という言葉に、ずっと“胡散臭さ”を感じていた。

我ながら捻くれてると思うんだけど、わたしには仲間意識というものがあまりない。

なんせ部活もやってないし、習い事もピアノやバレエ、歌などの個人プレーなものばかりだったので、「みんなで一丸となって頑張ろうぜ!」みたいな闘志を燃やしたこともない。

友だちも「グループ」「いつメン」というより、「○○ちゃんと遊ぶ」1on1スタイルが圧倒的に多かったですし。

そんなわたしが「仲間、大事じゃね?」と思ったのはここ数年のこと。

まず、フリーランスになってから。大学までの友人は基本的に会社員しかいないので、スカスカのカフェのなかで何だかひとりで頑張っているような気分になったけれど、フリーランス仲間たちと定期的に「もくもく会」をやることで、やってることはバラバラだけど安心感を覚えた。

次に、Marbleスクールを立ち上げたとき。「スクールやらないの?」とは言われてきたけど、めんどくせぇ〜〜となっていたところに、ディレクションの鬼と経理の鬼のような友人が集まり、3人で力を合わせたら秒で立ち上がった。

2年間運営するなかでひとり、またひとり、と仲間が増えてきて、どんどんパワーアップしていっているのを感じる。この仲間たちがいないとMarbleは絶対に回らないと思っている。

そして、編集チームを作ったとき。あまりに仕事が回らなくなって急遽作ったチームだけど、頼もしいMarble生が集まってくれて、今や安定していい記事を作れるようになってきた。ポンコツなわたしをフォローしてくれるのもありがたい。

そんなこんなで、今のわたしの生活はMarbleの仲間たちを中心に回っているのだけど、この週末、Marbleコミュニティで合宿を開催した。

人見知りかつ大人数苦手なわたしが、よくもまぁこんな合宿に参加してるよな!!!と運営サイドの癖に思いつつ、たまに休憩を挟みつつ交流をしていたのだけど、みんなが楽しそうで嬉しかった。

Marbleはゆるふわに見えてちゃんとキメるところはキメるので、初日は3本ワークショップがあり、「シリョサク!ラボ」の林誠一郎さん、「企画メシ」の阿部広太郎さん、「パーソナル編集者」のみずのけいすけさん(みんな豪華すぎる〜〜〜)をお招きして、ガッツリワーク。

2日目はペアを組んでお互いのnoteにフィードバックをしたり、指定されたメンバーに匿名で手紙を書く「シークレット・バディ」をしたりして、ワークと交流が盛りだくさんの2日間だった。ちなみに合宿に関してはわたしは何も企画しておらず、スーパーコミュマネが全部企画・運営をしてくれました。

そして、最終日のランチで一人ひとり感想を言うとき。

「ワークショップを聞いているとき、同じ志を持った人たちと受けられるのがすごくいいなと思いました」

というようなことを言った人がいて。なんかすごい腑に落ちたんよね。

たしかに、学校の授業って別にみんながみんな同じ志を持って聞いているわけじゃないじゃん。「だるいな〜」と思っている人もいれば、前のめりに聞いている人もいる。それが当たり前。

でも、この場には「良い書き手・企画者になるために吸収するぜ!」という想いを持った人しか集まっていないので、すごく熱量が高い場になっているわけです。そのマインドが揃うことがどんなに難しいことか。そして、そんな仲間と出会うことがどれだけ稀有なことか。

「人生変えるぞ!と思って入ったけど、本当に人生変わりました」
「Marbleに入れて、毎日が楽しくて幸せです」

そう涙ながらに話すメンバーの姿を見て、何だかみんなでうるうるしてしまった。

いかんせん古民家カフェの2階を貸し切ってランチを食べながらコメントを言い合っているので、たまにカフェ店員さんが「これは一体何の集まりなんや…!?」とチラチラ気にしているのが面白かった(笑)。

どちらかと言えばわたしも、そういう集まりを見て「なんか胡散臭…」と思うサイドの冷めた人間なのだが、そんな人間がうるうるしているのだから人生何が起こるかわからない。そんな場所を自分が作っているのが不思議である。

ニッコニコやんけ

Marbleは、「私が駆け出しライターのころにあったら良かった場所」でもある。

孤独で不安で心細かった駆け出し時。そんなときに一緒に作業をしてくれたライター・フリーランス仲間たちの存在にたくさん助けられた。そこで得た繋がりは、フリーランスライフをもっともっと輝かせてくれるはずだ。

そんなMarbleコミュニティ、3月1日〜3月5日で新メンバーを限定5名で募集中です。興味のある方はぜひ!

▼Marbleコミュニティへの参加はこちらから!


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