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noteを書く目的は何だっけ?継続するため、初心に立ち返ってみた

私が初めてnoteを投稿したのは、2021年の熱海旅行記だった。

気軽に発信できるXやInstagramはさておき、コンテンツ作成に時間のかかるnoteで発信する理由はなんだろうか?

「目的がない運用は長期的に見て詰む」

Xで流れてきた指摘を受けて、今一度、自分がnoteを書く目的を考えてみたい。

私がnoteで発信する目的5つ

ちなみに流れてきたのはこちらのポスト。目的がないと、途中でモチベが尽きるらしい。

noteで発信する目的を考えてみたところ、5個思いついた。

  1. 選択肢や気付きを与え、人生を楽しむ人を増やすため

  2. 自分の魅力を伝え、交友関係を広げるため

  3. 特別な感情を鮮度高いまま覚えておくため

  4. 選択や価値観を自己肯定するため

  5. 得意なことを磨いてお金を稼ぐため

それぞれ解説していく。

発信目的①選択肢や気付きを与え、人生を楽しむ人を増やすため

もともと自分の考えを外に出そうと思ったのはコレだったと思う。
社会人1〜3年目の若い頃、仕事に致命的な不満を抱えながら働く人が案外多いことを信じられず、「人生の大半を占める仕事がそれで良いのか」「もっと楽しめる場所に行けば良いのに」とモヤモヤしていて、なかば押し付けのように毎日を楽しむ方法や経験の発信を始めた。

なお、上記を書きながら世間知らずだなと自覚する一方で、今も考えは大きく変わっていない。

毎日楽しそうでキラキラして見える、感性が好き、無理にポジティブに考えてすぎでは?など知人からの評価はさまざまだけれど笑、転部の発信には5,6件DMをもらったし、感想をもらったり転職相談を受けたりもする。一定この目的は叶えられているのではないかな。

なお過去記事では「消費するばかりでいたくない」と表現していた。

発信目的②自分の魅力を伝え、交友関係を広げるため

もしnoteにスキ・フォロー・コメントといったリアクション機能がなければ、これほどハマっていなかっただろう。先日も、愛を込めて書いた“結婚指輪選び”の記事をシェアしてもらって嬉しくなった。

記事はコチラ

noteの記事を介して自分が考えていることを知ってもらい、話が合う人と交流したい。あわよくば新しい人とも出会ってみたい。友人が欲しい。

実際にこれまでも、note経由で知り合ったりご飯に行ったり、その後の関係が続いたりすることが多々あった。なのでこの目的も達成されていると思う。
いくつになっても好きな人とのコミュニケーションは楽しいものだ。

noteはSNSの中でもかなり治安が良いし、これは最近気付いたのだけど、自分と似た境遇・価値観・年代の女性発信者がかなり多い気がする。noteは社会人の友達作りに適した場所かもしれない。いつか女子会とかやってみたいです。

発信目的③特別な感情を鮮度高いまま覚えておくため

社会人になってから不定期で、「人生で大事にしたい新しい気付き」がパッとおりてくる感覚があり、それをもとに自分の信念を築いてきた。

しかし時間が経つとすぐに忘れてしまうので、これを見える場所にきちんと書いて残しておきたいと思って、ピッタリだったのがnoteだ。
手元の手帳でも良いかもしれないけれど、私の場合は人に見られたほうがちゃんとやるので。

▼このあたりのnoteがそう

しかし先のポストを引用する形で林さんが以下の発言をしており、うーむ…と唸ってしまった。

目的のある運用を限界までやって感じたことは、分かりやすいアウトプットをする人になる=Wonderが無くなること。
人間の面白いところはカオスだと思っているので、理想はほんと何言ってるかわからないんだけどあの人の発言は見逃せないんだよなという状態。

ポストはコチラ

wonderを失った分かりやすい人間。今の私は感情を赤裸々に書いて公開しているけれど、これは自分にとってプラスに働いているだろうか。
うーん、たぶんYES。何もやらずに忘れ去られるよりはこっちのほうが好みだ。

林さんと同様の気づきに達する日までは、目的ある運用を続けてみよう。

発信目的④選択や価値観を自己肯定するため

これまで、大学での転部や就活で東京に行くと決めたこと、転職、結婚、マンション購入など大きな決断をしてきた。

そのたびに人一倍悩み比較して、決めた。自分が取ったその選択を、気持ちを込めたテキストにし、表明することで自己肯定したい。

後日読み返したときも当時はこんな気持ちで意思決定したのだな、とまた自己承認を得られて都合が良い。本目的は達成できている。

読んだ本に、幸せであるためには自己承認感が何より必要と書かれていた。まさにこれだ。

たいていの人間は幸せでありたいと願う。では、幸せを感じる「要素」、あるいは「尺度」は何か。人の幸福感はほとんど100%が「自分が承認されているという感覚」でできている。

『経済評論家の父から息子への手紙』より引用

発信目的⑤得意なことを磨いてお金を稼ぐため

前職は参考書編集、現職がWebメディアの編集と、これまでずっと文章を仕事にしてきた。昔から文章を読んだり書いたりすることが好き。
noteはそんな人にとって幸せな場所だ。

過去のnoteを久々に読んでいると「自分は言語化が苦手だから鍛えたい」と書かれていた。今の自分は特に言語化が苦手とは思わないし、記事も随分マシになったんじゃないか。

三宅香帆さんと谷頭和希さんによるライティング講座「プロいく」の最終回も、以下で締められた。

とにかく書きましょう!!!!(スポ根)

ひたすら書く。書けばうまくなる。
うまくなって、副業にしたい。

現状「noteでお金を稼いでいる」とはまったく言えない。もうちょっと練習を積んで、有料記事か有料マガジンをやってみたい。

さいごに

ここまで、noteで発信する目的を5つ考えてみた。目的のないSNS運用は長期的に詰むという話があったが、私自身、一時期猛烈にハマったYouTubeは転職を機に、チャンネル登録900人に達する前に更新ストップしてしまった。
noteは長く続けていきたいものだ。

2025年の1〜3月の目標に、「3ヶ月でnoteフォロワーを10人伸ばす」と書いた(現状10人くらい増えた。フォローありがとうございます!)。

分かりやすく有益な記事を書きたいし、なにより、そもそもnoteを書く目的を忘れずにこれからも発信を続けたい。

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Yui|編集者
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