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ホームパーティを楽しんでもらうコツって?4回主催して”失敗”から気付いたこと

去年の11月に引っ越してから、4回ホームパーティをやりました。
大好きな新居の空間に、大好きな友人、上司、後輩、そして夫がいて話せることが本当に幸せな時間でした。

ホームパーティをやるときって、せっかく貴重な平日夜や土日に時間を使ってお家に来ていただくので、うまく準備して全員が楽しめるようにしたいものですよね♡

私はこの4回で「こうすれば良かった〜!!」とたくさん失敗したので、失敗からの学びを、今後パーティをされる方、そして自分の5回目に向けて残します。


ゲストの人数は何人が満足度高いか?を見極めよう

何度かやってみて、部屋の広さや自分たちの好みの雰囲気、ゲストの人柄に合わせて人数を調整できるとGOOD!と感じました。

たとえば我が家はリビングが狭く、ダイニングテーブルを広げてギリギリ6人座れるくらいです。

これまで招待したのが1人・2人・3人の3パターンで、夫・私で出迎えるので合計人数は3〜5人でした。

私は大人数の飲み会が苦手なのでちょうどいい人数ですが、やはり「3人」と「5人、6人」だと会話内容が変わってきますし、多ければ多いほど1人が話す量は減るので、満足度の担保がむずかしくなると感じます。
とはいえ逆に人数が少ないと、関係性によっては盛り上がらない可能性もあるかも?(そんな段階ではお家に呼ばないか笑)

▼延伸できるテーブルはこちらで書きました

どこまでを自分で準備するか考えて、ゲストにも頼る

第1回にて、スーパーでお洒落だなと思って用意した鴨のテリーヌが無味だったことがあり…笑
自力で調理すると、野菜が新鮮だったりできたてで温かかったりして美味しい、満足度が高いし、せっかくのホームパーティなので”ある程度の自炊率は保ちたい”という結論に至りました。

これは買い出しだけ終えて、友人と一緒に作った
&一部持ってきていただいた会♡

とはいえ、全部料理するとなると素人にとっては正直ハードルは高いです。
4〜5人分のご飯を作る場合、買い出しで一苦労ですし(※我が家には車がなく)、食費も時間もかかります。

ホームパーティ準備分担の例

すごく理想は「手ぶらで来てね」と伝えてフルコースで順番に出すのがかっこいい、憧れますが、無理すると一品一品のクオリティが下がるな…と気づいてからは、一例ですが以下で回すことにしました。

▼役割分担して持ってきていただく

・乾杯用のスパークリングワイン
・前菜
・デザート

▼家で準備しておく

・メイン2,3品
・ビールなどほかのお酒、ソフトドリンク、紅茶
・おつまみぽいもの

ホームパーティーはお金の精算が発生しない場合が多く、ゲスト側も「何か持って行ったほうが良いんだろうか…」と不安になる可能性もあるので、結構良い運用ではと思います。加えてざっくり予算もお伝えできるとよりスムーズかも。

もしくは逆に全部自分たちで気合を入れて用意して、材料費程度の会費制にするのもアリかもしれませんね。

何もお願いしていなかったのに、準備できていなかった
デザートとワインを持ってきてくれた神後輩🥹

ゲストと話したいことをざっくり考えておく

特に人数が多くなると、「Aさんに⚫︎⚫︎の話聞きたかった/伝えたかったのに忘れてたー!」「Bさんは満足して帰れただろうか?」という後悔が生じがちです。

事前に、こんな話をしたい、今日のゲストは⚫︎⚫︎だからこのポイントを気をつけよう、というのを考えておくと大失敗は回避しやすいはず…!

また来たいと思ってもらえる快適な部屋にしておく

  • 暖房、照明を適度につける(第2回暑すぎた🥺笑)

  • 換気・掃除する(忘れがちなのが玄関!気づいたら埃や砂が溜まる)

  • マグネット式のクイックルワイパーめちゃくちゃ便利でおすすめです

ホームパーティの目的を考えて共有する

食事するにあたって、なぜレストランではなく家に呼ぶのか?何目的で開催するか?を考えて、目的を共有しておくと、当日の会話や行動にズレが生じづらくなる気がします。

たとえば私の場合は、これまではこんな感じの目的を立てていました。

  • 将来的にも関係性を繋げていくため

  • 新居をお披露目するため(誘う口実になる)

  • 静かな空間でリラックスして話したいため

  • 仲良い皆さんに夫を紹介するため

  • 美味しいご飯を作って振る舞いたいため

  • 大人数でボードゲームをやりたいため

特に1点目、「昔の知り合いと会い続ける意味は?」「昔のコミュニティに依存してはいけない」という批判が聞こえてきそうですが、せっかく仲良くなった関係を終わらせたくない気持ちのほうが強く。
久々に会う皆さんの近況を知りたいし、私も共有したいし、"別コミュニティだからこその新しい考え"をお互いに与えて、長くプラスに付き合っていければとても幸せだな〜と感じます♡

引っ越してからボードゲームにハマり3つ購入しました。お家に来ていただく方、良かったら一緒にやりましょうー!

ゲストのキャンセルを想定しておく

食事会とはキャンセルが生じるものです。冬はインフルエンザなども流行りますし、体調が悪い、急用ができたときは気軽に断ってほしいもの。

実際、どうしようもない理由でキャンセルになったケースが2件あり、全然大丈夫だよ!仕方ない、と思いつつも、準備した食品をどうしよう…と頭を抱えたこともありました。

もし会がキャンセルになっても「そういうこともあるよね」と動じない心、柔軟にカバーできる力量が問われるなと感じますね。

▼具体的にできそうな対策

  • キャンセルは生じるものと心得ておく

  • 必要以上に落ち込まず、別の予定を入れる、ほかの友人に声をかけるなどする

  • 料理の材料は、普段の食事にも使いやすいもの(じゃがいも等)メインで用意しておく。

  • 冷蔵庫がでかいとカバーしやすい

  • 数日前に「都合は大丈夫か?」リマインドする

  • 複数人で呼べば1人キャンセルでも来てもらえばいいかも

鍋ごと出せば、見栄え良し&保温できておすすめ

一度チキンを焼いたのですが、皿で切り分けて食べるときに徐々に冷めてしまったな…という失敗があり。温かいうちに食べる、は満足度に繋がるので、鍋ごと出せるものはその方針に変えました。

バーミキュラのオーブンポット1、2とフライパンを愛用していますが、テーブルで映えるのも良きです♡

タコとマッシュルームのアヒージョ
パエリア🦑🥘イカを入れ忘れた

▼フライパンは浅型26cm、取っ手がオークです。

ゲストに持ってきてもらったものは絶対に開ける!

この点も何度かミスしたのですが…買ってきていただいたものは必ず開ける、のが良さそうです。

▼これまでの失敗例

  • 瓶詰めのジュースを2本頂く。まず発泡ジュースから飲もうと会を進める→2本目のことを途中まで忘れており、思い出して慌てて冷蔵庫から出す

  • 持ち寄りしたおつまみジャンルが3人被り、いくつか開けたものの一番美味しそうなチーズを開け損ねる。みんなで食べたかった〜!

  • 上司がご依頼したスパークリングワイン(シャンパン)とは別に、お祝いにと赤ワインを買ってきてくださる→シャンパンとビールで勝手に満足してしまい赤ワインを開けなかったが、帰宅後とんでもなく良いワインと判明。みんなで開けるべきだったと大後悔

頂いたジュース♡美味しかった
ワインの件は、第2回を開催したいところ…!

自分がお腹いっぱいでもゲストには勧める

1つ前の項目と被るのですが…お酒も食事も、自分が満足しているか?ではなく、周りの方の状況をきちんと聞いた上でサーブするのが大事だなと。

私はたくさん食べると苦しくなって笑顔が消えるタイプなのですが(?)、それを踏まえると自分はゆるいペースで食べ進めて周りを気にかけるのが良さそう。

加えて、長めのテーブルでは向こう側の食べ物が取りづらいことが多々ありますし、ゲストの方は他人の家なので動きづらいでしょう。なので積極的に盛り付けをした方がスムーズだと気づきました。
おもてなし力が問われる…!笑

チェイサーとしての水を出す

ワインを飲むと二日酔いしがちだな…という経験から、水も合わせて出すスタイルにしました。飲む・飲まないは自由です。

集合写真を撮ってグループLINEで共有する

ホームパーティで案外忘れがちなのがちゃんとした集合写真を撮ること!
せっかくの会なので、各々の顔が写った写真を撮っておくとあとで見返したときにもシーンや感情を思い出しやすいですよね。

事前にグループLINEを作っておいて、写真や動画、メッセージを共有できる状態にしておくと、集合のときも解散後もスムーズです。

ホームパーティで準備しておくと便利なもの

ここからはホームパーティをやるにあたってあるととても便利なものを書きます。

使い捨てのスリッパ

ホームパーティをやろうと思ったとき、来客用のスリッパをどうするかどうか悩みました。靴下で歩いてもらっても良いのですが、我が家の廊下が石っぽい材質でめちゃくちゃ冷たいこともあり、スリッパは必須だなと。

しかし頻繁に使わないのに場所を取るし(重要)、複数人で使うため衛生面が少し気になるかも…?

そこで不動産内見やホテルを参考に、Amazonで使い捨てスリッパを用意することに!

1足150円ほどで、薄いのですがふわふわしていて結構良いです。つま先が開いているので蒸れずに歩きやすいのもGOOD。玄関にストックしています。

統一された食器

一人暮らし時代が10年と長く、食器は気に入ったものを1品ずつ買うスタイルでした。そのため手持ちの食器がバラバラ。

こんな感じで

慌ててお皿を準備したときに、食器がバラバラだと、「どの形・色がいいだろう、4枚足りるかな…」などと選ぶ時間・脳のコストがかかることに気付きまして。

料理は時間との勝負。食器は色も形も統一して4〜6枚あると便利なんだなと感じました。
とはいえ普段は二人暮らし。食器選びも楽しみたいし収納も多くはないため、ペアで揃えて2色買いするなど工夫しています。

最近はもっぱらイッタラのティーマ17cmを取り皿にしています。洗いやすくて見栄えも良くてかなり好みです。一回り大きい21cmも揃えたいな…♡

ティーマはリネンとパールグレーを2つずつ。
奥のカステヘルミは友人からのお祝い♡

器も料理も人より好きな自覚があるので、いつかテーブルコーディネートに挑戦してみたいです。レッスンとか受けてみようかな。

紙コップ・紙皿

複数人の食器を洗うのは、食洗機があってもなかなか大変。ワイングラスやフライパンは食洗機に入れられないですしね。いつもゲスト帰宅後、3、4回食洗機を回しています(と書きましたが、個人的に食洗機回すのは結構好きです笑)。

本当は全部お洒落な食器で運用したいところですが、省エネということで、お酒はグラスで飲んでいただき、水は紙コップで。料理には食器で、デザートだけ紙皿で…と妥協するとそのあとがかなり楽になります。

もし可能であれば、食べ終えて次のプログラム(ボードゲームORデザート)に入るタイミングで、一度食洗機を回しておくと、リセットがグッと楽になります。

ウェットティッシュ

食事中に手や口、テーブルなどを拭きたくなったとき用に。我が家ではふるさと納税で三重県のシルコットを頼んでおり大量にストックがあります。
なんぼでも使ってください!

音楽

我が家はアレクサでカフェっぽいBGMを流すか適当な話題の曲を流すかしています。音楽があると気分が上がるし沈黙も気にならない!

ゲストに伝えると良さそうなこと

荷物やコートの置き場所

皆さんどこに置けば良いんだろう…と悩むので、先に伝えておくのがベター。我が家はリビング横の洋室に山崎実業の壁に立てかけるタイプのラックを置いています。

洗面所・トイレの場所

ハンドソープはどちらを使えばよいか?タオルとペーパーのどちらを使うか?で悩む人が多い。我が家にそれぞれ2個設置しているのが、ややこしくしているのですが。

絶対に開けないでほしい部屋

ホームパーティ前に掃除をして夫の部屋に段ボールなど詰め込んでいる場合があるので「ここは開けないで!笑」と伝えておきます。笑

座る場所

どの並びで座るか?で結構悩む。じゃんけんで買った順にするか、誰と誰を横にしたいかで考えても良いかもしれません。

何時ごろ解散にするか?

予定を決める段階でだいたい3時間くらい、とお伝えしておきます。遠方の方は電車も気にする必要あり。

【番外編】ゲストの皆さまに頂いた最高のデザートを紹介

皆さんに持ってきていただいたデザートがとーっても素敵だったのでシェアします♡

・DEAN&DELUCAガレットデロワ
伊勢丹のサイトによると、「王様のケーキ」を意味するフランスのお菓子で、「フェーヴ」と呼ばれる小さな陶器の人形が隠されており、切り分けた時にそのフェーヴが当たった人は、その年の幸運を授かるとのこと。

そんな文化があるの知らなかったし、切り分けて選ぶのがとーっても楽しかった…!

・治一郎ロールケーキ
写真が雑ですが笑、これめちゃくちゃ美味しかった!卵の味がしっかりするし、クリームもちょうど良い甘さ…4人の会で持ってきていただいたのですが、「余った分は翌日に」という心遣いも嬉しく、朝ごはんに食べたのが前日の会を思い出してとても幸せでした。

・ピエールエルメマカロンケーキ
後輩が東京駅で買ってきてくれたもの。とんでもなくかわいい…!バラが乗っててすてき。
正式名称は「イスパハンのアントルメ(=ピエールエルメが考案した、バラ、ライチ、フランボワーズの3つの風味を組み合わせた、食後のデザート)」らしい。

ライチって、ものすごく久しぶりに食べた!
人生で食べたことのないお洒落な味がして、とてもわくわくしました。

さいごに

以上、ホームパーティーに関してこれまでの学びをまとめてみました。飲み会マナーと共通する部分が多々あったかもしれませんが、恥ずかしながらあまり飲み会を主催した経験がなく、ホームパーティ実践でいくつもの失敗を重ねて毎度改善していっています。

大好きな人たちを家に呼んで料理を提供することが長年の憧れだったので、来ていただいた皆さまには心から感謝しています。ぜひともこれからの関係性も長く続けられると嬉しいです♡

今後も定期的にホームパーティを実施したいので、お部屋の綺麗さをキープつつ笑、うまく運用できるように鍛えていきます。

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Yui|編集者
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