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Audibleにて背筋著ホラー「近畿地方のある場所について」感想
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Audibleから99円で良いから試さないか?
とお誘いを頂きました
これまで三度程入会してはキャンペーン期間
終了と共に退会しています
最初の入会は佐久間宣行さんプロデュースの
「とんぼとサカナ」を聴きたくて
次は「佐藤と若林の3600」を聴きたくて
結局、好きなコンテンツがAudibleオリジナル
なもんだからキャンペーン中聴き倒す運用です
一月1500円は…
分かります!書籍一冊分ですよね、お得です
…ただ再生時間17時間とか、読めば3時間よ?
あまり小説を聴く事はありませんでした
で「近畿地方のある場所について」
気にはなっていました、平積みもされてて当時
Audibleで7時間程度だったので、これなら仕事
しながら聴けると軽い気持ちで聴きました
…………Audibleで聴いて良かった!いや?文字で読むより恐怖増すのは良いのか、悪いのか?
書籍化は去年の8月なので、読んだ事ある方、
タイトルは知っている方も多いと思います
いわゆるモキュメンタリー作品
簡単に説明すると架空の題材、設定に説得力を持たせる為に現実に起きている事のように映像や画像、文章などでそれらしい肉付けをして、あたかもドキュメンタリーのように物語が展開する、ような事でしょうか?
昔、テレビ番組でも心霊を扱う普通の番組として始まったら、途中からリアルタイムで心霊現象が起こり始めた、みたいな番組もありました
ラジオドラマで「今火星人が襲来した」なんて作品もありましたっけ
今作も様々な不思議な話が掲示板、投稿板、
雑誌、YouTube、インタビューテープ、など色々な角度から本当に存在しているかのような描き方で話が展開していきます
それぞれは独立した小さな話なのですが、最後には…という作品です
フィクションで良かった!ね?これは架空の話だよね?大丈夫だよね?
これが聴き終えた私の感想でした
とはいえ拡散された話から妖怪という存在が誕生した、という説もありますし、近畿地方のどこかの山に新しいナニカが生まれているのかもと思ってしまいます
それこそラスト、背筋がゾゾッとする作品です
背筋(せすじ)さんとお読みするのですが、なぜか私は「はいきん」と頭に浮かぶのは何故
Audibleの利点は音声があるからイメージが小説より膨らみやすい点もあると思います
ただ小説だと途中で考えたり、少し前の段落を読み返したりできる利点もあります
今回はAudibleで最初に経験して良かった、と心から言えます
ラストの辺りは昨日往復二時間半ほど運転しながら聴いていました
やめて、それ以上言わないで!そう思っても止めれない、でも聴きたい
そんな経験を下さった背筋さん、Audibleには感謝です
夜寝る前に全力で忘れようと思いました
ただ朝は少し怖い夢で起きました、絶対、これのせいだよ(笑)
まだAudibleに登録された事ない方も一度味わってみてはいかがでしょうか
お読み下さいまして、ありがとうございます
失礼致します