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#2 なぜ適応障害に?①


日差しが眩しいくらい降り注ぐ日中も肌寒くなって来た。

こんなに丁度いい気候はあっという間に終わってしまうのだろう。



前回のおはなし


見ていただいた方スキをくれた方ありがとうございます😊



-序章-

約2年、コールセンターで働いてる。正社員ではなくフルタイムのパートだ。(なぜ正社員として働いていないかはまた別の記事で書く予定)
いわゆるお客様サポート窓口ではなく顧客と業者、半々の割合で対応を行う部署でクレームなどもほとんどない。

覚えることはたくさんあったが、フォロー体制もしっかりしていてコールセンター初心者かつ辞めグセがある私でもなんとか続けられそうだと思っていた。

もともと電話が苦手で架電も受電も常に緊張してるなか、やっぱりいる...
顔が見えないことを良い事に好き勝手言ってくる人間
大前提慣れていない自分が悪い。知識やクレームを受け流す技術もまだないから余計に相手をイライラさせてしまう。
管理者には「気にしなくて良い」と言われた。無理だ。私は気にし過ぎてしまうタイプ。すぐに切り替えるなんて出来ない。

でも自分がきちんとできていれば軽傷で済むのだから変わらなければと思いクレーム対応方法を調べた。
対応についてフィードバックも受けたため指摘されたことを直したり自分なりに頑張っているつもりだった。

-一生消えることのない傷-

働き始めて10ヶ月が経ったころだろうか。
できることが増えてきて徐々に慣れてきたある日のこと。怒りの感情10000%の状態で電話をかけてきたおじさんに運悪く当たってしまった。

こちらの話は全く聞かず、「いいから早く対応しろ」の一点張り。
とにかく必要な情報だけは聞き取らないとどうにもできないからなんとか聞き出そうとするも聞き入れてもらえず...
そんな時に言われた「てめぇ、この野郎
こんな言葉はじめて言われた。親にも言われた事ないのに🥲
もう他の言葉は入ってこない。一旦保留にすることもできず、必死で最低限の情報だけ聞きとってなんとか電話を切る事ができた。

イレギュラーな対応だったので分からないところだけ管理者に確認し、また同じ人に電話をかける。恐怖しかない

管理者には温度感が高いことだけ伝えて細かいことは言わなかった。
あんな汚い言葉を口にしたくもないからだ。

恐怖と緊張が入り乱れるなか電話をかけると先ほどとは一変。落ち着いたのか別人のような優しいおじさんになっていた。

今回は私の話を聞いてくれて、最後には感謝の言葉もあった。

思いがけない罵詈雑言を浴びせられたが、この時はどうにかしなければと必死だったこともあり乗り切ることができた。



てめぇ、この野郎」という言葉が心の傷として深く刻み込まれているとはつゆ知らず...


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