見出し画像

子供の話を聞く時に、心がけている【3つのポイント】

【子育て中のパパ、ママへ】お子さんの話を聞いていますか?

私には小学5年生の娘と、年長の息子がいますが、二人とも本当によくしゃべります。特に娘は学校で起きた事や友達、先生の事などをよく話してくれます。
でも、少し前までは学校から帰るとすぐに自分の部屋に閉じこもってしまったり、今のようにいろいろな話をする子ではありませんでした。

何で変わったんだろう?

と、思い返してみると私自身の子供の話を聞く姿勢が変わっていたことに気が付きました。

■子供の話を聞くときの3つのポイント■


ちょうど、先日娘が学校から帰宅早々に

「○○ちゃんに無視された!めっちゃむかつく!!」

と、イライラした様子で話してきたのを例にしたいと思います。

画像1


① 感情に共感する


まずは、【何があったのか。】よりも先に感情に共感するようにしています。以前は事実の把握を先にしていたのですが、話を深く聞いていくと
 

「それはうちの娘の勘違いだろう。」
「また○○ちゃんか。。」

などなど。。
自分の中での「答え」のようなものが先に立ってしまい、感情に共感せずに
娘に上からアドバイスをしてしまっていました。

自分が娘だったら・・?

と、思うとまずは大人的な意見よりも
自分が無視をされて悲しかった、腹が立った。という気持ちをわかって共感して欲しいだろうな。。と思い、今は【事実の把握】よりも先にまず、【感情に共感する】を心がけています。

② 「良い」「悪い」のジャッジをしない

感情に共感してもらえると、ママは自分の味方なんだ!私が正しいんだ!!と思うようで娘は自分の意見を思いっきり主張してきます。

「○○ちゃんの思うように行動しないと無視してくる!」
「文句があるなら直接言えばいいのに!」 


などなど。。
以前は、そこで私なりの価値観で「良い」「悪い」をジャッジしてしまって娘に意見していたんです。でも、それはあくまで私の中での「良い」「悪い」の判断に過ぎない。という事に気が付きました。

今は、マヨネーズが大嫌いな娘によくする例え話で【マヨネーズ好き派 VS. マヨネーズ嫌い派】の話をします。

マヨネーズが大好きな人が、いくらマヨネーズの良さを語っても、
マヨネーズ嫌い派の人がマヨネーズを好きになる確率は低いでしょう。
逆もしかりで。むしろ自分の好みを否定されるとむきになって反論したくなるのがほとんどだと思います。

そうすると、私が「良い」「悪い」の判断を下さなくても、


「あ、私は自分の意見を押し付けようとしていたのかもしれない」
「私は無視されて悲しかったんだ。」
「弟と喧嘩するとイライラして無視することあるかも!」

などなど。。
娘本人が勝手に自分で気付きを得ていることが多いです。

③ 【本人がどうしたいのか?】を尊重する


大人が「正論」や「正解」を出す事は簡単かもしれません。でも、私はとことん【本人がどうしたいか?】を本人が見つけるようにしています。

で、どうしたいの??
本当はどうなりたいの?


と質問を繰り返していくと、最初は

○○ちゃんをぎゃふんと言わせたい。(←笑)
謝って欲しい!!

などなど。他人を変えさせたい!という事を言います。
でも他人を変える事は残念ながら、120%不可能なので、どうしてそう思うのか?を突きつめていくと

みんなが悲しむような事は言わないで欲しい。
私の存在が無いようなことはしないで欲しい。


などなど。
自分の中の問題をポロリというようになります。
そこで、その【本音】を肯定してあげるととても安心するようです。

コツは最初の他人を変えさせたい!!という時に、否定したり頭ごなしに叱ったりしない事です。

例えそれが、「○○ちゃんに消えてほしい」「いなくなってほしい」だっとしても、本人は本気で思ってるわけではなく自分の【本心】にたどり着いてないだけです。

画像2


■ 一番大事な事は。。 ■


こんなご立派な事を書いていますが(笑)、
私もいつも上手に子供の話を聞けているわけではありません。
自分自身に余裕が無いときやどうしても、自分の子供だと感情が揺れる時も多々あります。

でも唯一、心がけていることは【問題の切り分け】です。
以前の私は【子供の問題】を【自分の問題】かのように境界線を越えてめちゃくちゃに荒らしているような状態でした。

今回の例でいえば、「無視されて腹が立つ、悲しい」のは【娘の問題】です。それだけは割り切って考えるようにしています。

そこから、その【感情】に共感し、【自分の価値観】は押し付けず【本人の本心、本音】を尊重する。

そうすると、こちらが金八先生のような感動的ないい言葉をかけなくても、子供は勝手に自分で気付き、心を整理し始めます。


その中で自分自身も学ばされることがたくさん出てきて、子供の話って深いんだなぁ~。と気付かされるかもしれませんね。


最後までご覧いただきありがとうございました。
(*˘︶˘*).。.:*♡


★*☆ アメブロもやってます♪ *☆*★




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?