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ランドカーに乗ってプールへGO!NEMUリゾート宿泊編【伊勢〜志摩旅レポート③】【第4話】
※今回の記事は、「日産自動車 ソーシャルメディア事務局」様のイベントで当選した1泊2日「 #GREENJOURNEY 伊勢志摩」トライアルキャンペーンの旅レポートの「第4話」になります。(一泊2日の旅なのに、第4話まで来ちゃったよ?)
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2日目
早朝6時。
「朝日を見に行かないか」と夫から誘われ、眠い目を擦る。
正直、できれば眠りたい。でも夫からすれば、この機会でしか見られない朝日があるのではないかと。
太陽なんて、どこでも似ているものではないのだろうか。夫によれば、場所によって景色の見え方に違いがあるらしい。そして、旅の醍醐味はそこにあるのだと。
空、月、太陽。彼によれば、場所によって見え方が違うところに、旅の面白さが眠っているらしい。さすが、生粋の旅好きなだけのことはある。
夫の提案によると、どうやら先日行った「東の見晴台」へ行きたいとのこと。しかし、東の見晴台は山道を通るので、なかなか大変。45歳の老体にはきつい。歳をとると、楽することばかり考えてしまう。
重い腰を上げて娘と3人で外へ出ると、大きな虹が空にかかっていた。
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その虹に満足した私たちは「ここでいいか」と、大満足。見晴台へいくのは諦めることに。
綺麗な虹も拝めたので、いいことありそうだ。
虹を見た後は、朝ご飯へ。ご飯は、昨日の夕ご飯と同じ「里海」で食べる。
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お料理はビュッフェ形式で、和食・洋食の種類も豊富だった。あまりに料理が多すぎて、どれを取ればいいか悩んでしまうほど。
ご飯を食べ終わり、チェックアウトを済ませた後に夫が「プール入らない?」と言いだす。
なんでも、今日の天気予想は雨だけど、今ちょうど晴れてるから行ってみたいとのこと。
ホテルのチェックアウトを済ませたのに、プールへ入るだと?
そんなことができるのだろうか。
そう思っていた矢先、すでに夫がスタッフの誰かと交渉していた。行動力がある人というのは、悩んでる暇もないのだろう。
チェックアウト後でも、どうやらプールへ行くのは可能らしい。なんとプールに行く方のみ、ホテル専用のランドカーも運転できるそうだ。
ランドカーを運転するのは夫。いざ、出発!
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運転がスタートすると、とにかく揺れる、揺れる。娘は楽しいのか、ゲラゲラと笑う。
娘、時には両手を離して、ギャハハと笑いながらドヤ顔することもあった。危険だからと、すぐに手を掴む母親の私。
もしかすると、大きくなったらジェットコースターに乗る時に「ウェーイ」と叫びながら両手を上げるタイプかもしれない。
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プールはほぼ貸切状態だった。プールには売店があり、ビール、酎ハイ、ソフトドリンク、アイスクリームなどを購入できる。
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天気予報が雨だったので、入る人があまりいなかったのかも。
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娘は広々としたプールで、大はしゃぎ。そういえば、娘をプールに連れて行ったことって一度もないかも。
夫は「○○ちゃん(娘の名前)に、泳ぐことの感動を体感させてあげたい」と言って、一生懸命浮き輪を端から端まで引っ張っていた。
人を好きになるということ。誰かを愛すること。
実を言うと、昔はよくわからなかった。
父親は家にいつもいないし、母は母でいつも家の中でヒステリックだった。両親はあまり仲良さそうではないし、なんで結婚したのだろうと思っていたけれど。
そう母に聞けば「でもお父さんは、昔可愛かったのよ」と言うので、なにがしら理由はあるのだろう。
家族旅行は、指で数えるほどしか行っていない。旅行がそんなにいいものという感覚も、あの頃の私は持ち合わせていなかった。
その一方で、夫は毎月のように家族旅行していた家で育ったらしい。そのせいもあってか、夫と結婚してからはたくさん旅をするようになった。
旅の良さを理解できるようになったのも、結婚してからだと思う。夫が、旅の楽しさを教えてくれたのだ。
夫に話を伺うと、大事な人とは同じ感動を共有し合い、その時間を増やしていきたいという感覚があるらしい。そうなのか。それが愛なのか……。
娘はそんな夫に懐いており、いつも嬉しそうな表情だ。きっと、そんなパパのことが好きなのだろう。
旅に限らず、これからも家族で思い出を増やしていきたいものだ。
余談ではあるが、プールに出た途端に雨がザーザーと降ってきた。
「僕たちって、運がいいよね。きっと僕らが泳ぐために、雨が待っていてくれたんだ」
夫はそう言ってニッコリと笑った。そんなこと、あるわけないだろうと思ってしまうが。
世の中には、運のいい人、タイミングをうまく掴む人がいる。そういえば、夫も運がいいと周りから言われるらしい。
むしろ「○○君(夫の名前)は、運だけはいいの!」と、彼の女友達から結婚前に言われたことがある。知り合いからは、とにかく明るいので「太陽さん」と呼ばれている。
あの時は、「運しかないのかよ」と思ったけど。今となっては、運の良さが生きていく上で重要であることも、つくづく感じている。
もしかすると、運のいい人たちは夫のようにポジティブな捉え方をして生きているのかもしれない。
ネガティヴ思考に陥ったら、夫を見習って明るく過ごそうと思う。
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【続く】