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毎日がんばってる人全員に読んでほしい、スパあんこうの胃袋

noteで偶然出会い、ほろっと泣かせてもらった「あきばさやか」さんのこの漫画。

まだ読んだことがないという方は、とりあえず!
だまされたと思って、とりあえず!読んでほしい。読んだらわかるから!!!!(必死)

あああ〜〜本当に泣ける。何回読んでも、ストーリーわかってても、ウルウルしちゃう。

「スパあんこうの胃袋」です。

書籍にはnoteで公開されている5話の他に、書き下ろしが3話と、スパのグッズや施設などのイラストまでたっぷりでした。

困ってる人をどうしてもほっとけない。つい、自分も忙しいのに誰かの手伝いを優先しちゃう。

そんな「お人好し」な人たちが、ちゃんと報われる世界があったら…という、とにかく心温まる話です。

基本はお人好しさんが報われていくストーリーなんですが、わたしが不覚にも刺さってしまったのが「お人好しではない人」の話でした。

書き下ろしに出てくる「お人好しではない人」は、他人に親切にしている人に対していつもイライラしています。いいヤツぶりやがって…という感じで。

自分のイライラを他人にぶつける、すっごい嫌なヤツなんですけど、この人の気持ちもよくわかるんですよね。

正直わたしも「お人好し」な人のことを、「見返り求めてやってるのかな」とか、「効率悪いな」なんて思っちゃうことがありました。
自分に余裕がないと尚更。恥ずかしい話です…。

たとえば、自分が電車で席に座ってて、目の前に座りたそうな人がいたとき。
譲らなきゃ、とはもちろん思ってるんです。だけど、譲らなかったことが何度もあります。ごめんなさい…

自分も疲れてて…とか、いろいろ思うわけですが、そんな自分を改めて「恥ずかしいな」って思いました。

お人好しでいつも自分ばかり損をしてしまう人。
他人の言葉に傷ついて、自分らしさがわからなくなってしまった人。
お人好しになれない人。

つまり、形は違えど「生きづらさ」を感じながら日々がんばっている人たちを、まるっと救ってくれるような温かいストーリーです。

ああ〜〜なんかしんどい!!!と思ったときに何度も読み返して、元気をもらえる本です。これは手元に置いておくべし。


早速マシュマロ下さったどなたか、ありがとうございました!やさしい・・・!

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miko
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