「素性を明かさない」と言う考え方。
「先入観」の影響ってとても大きい。
男性だから、女性だから。若いから、高齢だから。
年パスで何度も通ってるから、年に一回しか行かないから。
とても当たり前のことだけど、その入口次第で、物事の感じ方って全然変わってくる。
例えば「イェーイ!ディズニーやっぱ最高ー!」と言う言葉がTwitterに上がる。あ、これは若い子がディズニーを満喫してるんだな…と「いつもの事」に感じる。
場合によっては、理由なく若い世代への嫌悪感を持つ方も稀に見かける事も。
では、老夫婦がこの言葉を言っていたらどうか?
なんだかとってもほっこりするような場面に感じる。
これってやっぱり「紛うことなき先入観」。
性別、年齢、容姿…その他の要因によって、その言葉のイメージは「勝手に脳内で作られてしまう」んですよね。
別にそれが良いとか悪いとかの話ではなく、人間ってそういうもの。
「だから」…なんです。
blogを始めて約16年。私、容姿はもちろん、年齢、性別、住んでいる所などのプロフィール、そしてTDR以外の事は表向きにはほぼ明らかにしていません。(ま、明らかにするほどの価値はないんですけども。)
これは、前述のそうした先入観を持ってもらうことなく、中性的、中立的な立場や考え方で色々話したり、伝えたりしたいな…と言うのが最初の動機。…それができているかは別ですが。
そんな中、時代の流れでインターネットの形も変わり、より気軽に簡単に、誰もが情報発信できる時代になりました。
そして必ずしも世の中は、完全年功序列の社会ではなくなり、ジェンダーフリーも当たり前の時代。
経験や年齢、性別、容姿は関係なく、質の高いもの、有意義なものは自然と評価される時代になってきたんだなぁ、と感じます。(自分がそう、と言う事では無いです。)
だから、今更そんなこだわりも必要ないのかな、とも理解しているつもり。
…ただ、裏側もまた真理。
逆に言うと、別にそこにこだわらず、今のままでも別にいいかなと思っているのも本音。
ただ、長らく色々やってきているおかげで、各メディアの出演依頼なども頂く事もあるのですが、そんな活動の範囲を自ら制限してるな…なんて悩みもあったりなかったり…?
そんな中、表現の幅を広げようと始めたこの「note」。
あんまり話さなかった「自分」と言う個性。
これからそんな自分も少しずつ出していく、変えていく必要もあるのかなぁ、なんてちょっとだけ考えていたりもいたします。
…変化と進化の速い現代。最先端にいるつもりは全く無いし、できないけれど、「半分よりは少しだけ前」にいたいなぁ…なんてね。
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