子供の頃、変だなと感じた「大人のお色気の世界」
こんばんは。
みきたにし☆です。
子供の頃に聞いた言葉で、
「変なの!!」
と思ったものって…
大人になってからも、思い出すこと、ありませんか?
そんな言葉について。
①男の人って選ぶ権利ないの!?とビックリした言葉
その言葉の背景は、よく覚えていません。
ドラマのワンシーンだったはずです。
お歳をめした女性が、我が子らしい男性に言っていたような、違うような。
とにかく、その言葉というのが、これです。
「据え膳食わぬは男の恥ですよ!?」(。-`ω-)
私は子供でしたが、この言葉が言わんとする意味は分かりました。
そういうシチュエーションならば、否応なしに抱け(/・ω・)/、
ということですよね。
ただ、子供心に疑問が残りました。
「いや、男性側に選ぶ権利はないのか!?さすがに好みもあるだろうに…?」
そういった意味で、納得がいかないなぁ、と感じました。
②女性ってそんなにエライのか?と思ったセリフ
これは、たしか、吹き替え版の「ボディガード」で、ホイットニーヒューストンさん演じる歌手が、言ったセリフです。
「女の私に恥をかかせるつもり!?」(;゚Д゚)
これについては、キョトーンでした。
子供ながらに感じたのは、
「何様のつもりだ(/・ω・)/」でした。
自分がその気になっておきながら、男性に拒まれたとたん、ヒステリックに怒るなんて、どういうことなんだろう?
というのが、正直な感想でした。
しょうじき、ちょっとイラっとしました。自分勝手すぎじゃない?って。
このセリフについては、その後も、ドラマとかで耳にしたことがありますが、「あっそう」という気持ちにしか、なりませんでした。
万が一、
「女性の私に恥をかかせるつもり?」
というセリフを受けた男性が、
仕方なしに、または、同情から、
そういう行為に及んだ場合、
それで、貴女は満足できるんですか?
かえって、みじめな気持ちになりませんか?
なんて、考えたりもしました。
なんという、ませた感性だったのでしょう。
我ながらビビります。
大人になってからの考察
1、「据え膳食わぬは男の恥」について。
よく分かりませんが、かつて「嫡男」を儲けるのが義務みたいだった時代には、選り好みするな!準備が整い次第に「子作りせよ」ということだったのかしら??
と、想像します。
(あくまで想像)
あと、ナンパでダラシない男が、自らの多欲を正当化するために言ってそうだなとも感じます。
だから、抱いたんですよ、と。
「そこに山があるから登りました」という、登山家の言葉みたいなものでしょうか。
いやいや、そうじゃないでしょ!!
2、「女の私に恥をかかせるつもり?」について。
女性って、そういう行為をするにあたって、わりとムードを大切にしたい人が多い気がするんですよね。ムードを上げて、気分を高める的な。
せっかく、そのつもりになったのに、「やっぱり、やーめた」なんてことになったら……
せっかくの気分が台無し!んもー!サイテー!
なーんてことに。
あるいは……
どうしようもなく人肌が恋しくて、うそでもいいから温もりに包まれたい、という状況において。耐えられないほどの孤独とか、そういうのを、一時的に忘れたい、逃げたい、みたいなことです。
これは「据え膳食わぬは男の恥」にも通じる感じがあります。
この言葉を、もし女性側が使うとしたら、やっぱり、うそでもいいから、お願い今夜だけは……という話なんでしょうね……。
たとえこれが、愛でなくても構わないという、ムード歌謡的な。
ダメな女ね、あたし……的な。
人生いろいろですよね。
あとは、「プライドの高さ」と「根底にある、自信のなさ」の、せめぎあいでしょうか。
お金持ちのお嬢様だけど、自分の見た目にコンプレックスがあって、好きな男にも好きと言えず、ただ立場が優位なことを利用して、本音では彼のステディになりたい、愛されたいと願いつつも、「女の私に恥をかかせるつもり?」と、横柄な感じに言いたくもなります。(たぶん)
「女の私に恥をかかせるつもり?」って、言われて、
男性は嬉しいのでしょうか?(自分は男性じゃないから分からない)
世の中、いろんな人がいるから、嬉しいと感じる男性もいるのかもしれませんね。
こういうセリフを言ったことないので、分かりませんが。
まとめ
男女のあれこれはシンプルであり複雑であり。
そんな心境が、言葉にもにじみ出てくるんでしょう。
なーんてことを、大人になってから、考えたりするのでした。