カメラのたのしみ方は「とにかく、たのしむこと」。
うちにはカメラを保管するためのドライキャビがある。キヤノンの一眼レフとオリンパスのPENが入っている。
いっとき、家電量販店でカメラ担当をしていたこともある。
そのせいで「カメラのたのしみ方」というテーマに引っかかってしまった。
ヘンテコなものをとりがち
これはかつて石和温泉(山梨県)に旅行したときのしゃしんだ。風景写真も撮ったはずだが、PCのフォルダに入っているのは以下の通り。
焼き鳥屋の癖が強い(千鳥ノブさんふうに)メニュー看板
単刀直入すぎる案内看板。地方のヌード劇場は「フランス座」率が高い気がするが気のせいだろうか。
気になる要素しかない。秘宝館でロマンの館なのだ。
ヘンテコなものはモノクロにすると味が増す
これまでの作品をご覧いただいて分かるように、すべてモノクロにしている。ヘンテコなもののヘンテコさ、わびしげなものの「わびしさ」、モノクロにして、色数を減らすことによって、逆に増幅されるものがあるようだ。
撮ったあとの写真をいじってみるのも、楽しい。
下から撮る
これは、わたしが子供の頃、使い捨てカメラか何かで、夢中になって花を撮っていたときのことだ。
誰か忘れたが、ある大人から教わった。(恩知らず感しかない)
「お花はね、下から撮ると、また、おもしろく撮れるんだよ!」
ちなみに、ギタリストも下から撮るべきだと思っている。(画像はありません)
画面の中に欲張っていろいろ詰め込みすぎない
これは自分自身によく言い聞かせることだ。写真を撮るときは、まず「何か主役になるもの」を決める方がよい。らしい。
わたしは欲張って、ひとつのアングルの中に、あれもこれも入れたがるので、結局「この写真は何を撮りたかったの?」ってなりがちなのだ。
生活感を切り取ったつもりの写真。たしかに主役が不在だ。ポエムを添えるなら、これでも「あり」なのかもしれないけど……。
結論は「たのしめばよい」
「カメラのたのしみ方」は、とにかく「たのしくやる」ことだと思う。SNSをやったりすると、「いいねをもらえる写真!」って息巻いたりするが、「いいねのために撮る」のが、楽しい!なら、それもアリだと大いに思う。
しっかり勉強するのも良いと思う。技術を身に付けるということは、自分が理想とする写真を撮るのに、一番の近道だと思う。
あと余談だが、カメラのたのしみ方は、レンズのたのしみ方でもあると思う。例えば、一眼レフカメラのレンズキットを買ったとしても、「もっと被写体の近くで撮りたい!感動的なマクロがいい!」とか、「もっと広い範囲を写真におさめたい!広角レンズがほしい!」とか、「もっと寄りたい!ズームがほしい!」とかって、どんどん欲が出てくる。(場合がある)
「一眼レフカメラを買った人の中には、「レンズ沼」という底なしの沼にはまる人も多いと聞く。(わたしも最大で6本くらいのレンズを所有していた)
「カメラは中古でもレンズは新品を買うべし!」とは、人生の先輩から教わった言葉である。
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