Noteが書けなくなった2022年3月のこと
2019年から、2022年まで、わたしは結構コンスタントにNoteの投稿を続けてきた。
(”毎日投稿”とはいかないけれど、それでも飽き性のわたしがこんなに長く、そして楽しく続けられたことが珍しい…!)
だけど、2022年3月、Noteが書けなくなった出来事があった。
2024年になって、シラ〜っと再開して、
今はまた「やっぱりNoteを書くのは楽しい!どんどん書きたい!」という気持ちになっているのだけど、
でもやっぱり再開するにあたって、
2022年の3月にあったことを、書いておきたい、
書いて、またそこからNoteを始めたい、
という気持ちになったので、
ここに、残してみようと思う。
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2022年3月、正確には、3月10日、
わたしは、流産をした。
誰にも話してこなかったこと、
友達にはもちろん、両親にも家族にも話していない。
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子どもを持つことには、過去の記事でも書いたように、いろいろな悩んでいたのだけど、
2022年2月のわたしは、「やっぱり子どもがほしい」という気持ちになって、子どもを作ることを決めた。(この経緯についても、また別のNoteで書きたい…!)
その矢先だった。
すぐ、妊娠した。
妊娠できなせいで旦那と喧嘩したり落ち込んだりするのは本末転倒だから、そんなことにはならないといいな〜と思っていたから、
妊娠がわかったときは、
「よかったね〜、妊娠するのに時間がかかってお互いピリピリしちゃうのが一番いやだもん〜」
なんて呑気に話したりした。
そしてまた、そんな矢先だった。
流産になった。
「矢先」というのは、本当に「矢先」で、
わたしが経験したのは、「化学流産」と呼ばれる妊娠4〜5週で、エコーで確認できる前の段階で、起こる流産。
(生理とほぼ同じぐらいのタイミングだから、気づかない人も多いらしい。)
ずっと、「妊娠できるかどうか」不安だった。
若くても妊娠できない人はいるし、それが原因不明な場合もある。
だけど、「流産する」とは考えたことがなかった。
「化学流産」なんてものがあるなんて、知らなかなった。
妊娠検査薬の線の薄さは関係ないと思っていた。化学流産の場合はhcgホルモンが少ないから、すごく薄く出ることがあるなんて、そんなこと知らなかった。
考えると、涙が止まらなかった。
「わたしなんてマシだよね。もっと赤ちゃんが育ってから流産になってしまう方がよっぽど辛いよね」と頭で言い聞かせても、それでも止まらなかった。
あの時の悲しさは、今でも説明するのが難しい。
よくテレビやドラマで、「こんなことになったのはわたしのせい…」みたいなのを見ると、「いや絶対違うじゃん、そんなふうに考えなくてもいいのに〜」と思っていたけど、
実際にそういう立場になると、「自分のせいだ」と思ってしまうのだな、と思った。
いま聞くとばかみたいだけど、その時のわたしは、「直前に飲んだお高めの紅茶が原因だったのかも…滅多に行かない高級なお茶屋さんなんかに行ったせいだ」、なんて本気で思ったりした。
お医者さんに、「この段階では誰のせいでもないし、どうすることもできなかった。」と言われても、
「なにがいけなかったのか。」「なにかできたことがあったんじゃないか。」と考えた。
「化学流産は本当によくあること。みんな言わないだけでたくさんの人が経験してる」と言われても、
「そんなはずはない、みんなはそんなことになってない。」と思った。
旦那に妊娠を告げた時のあの時の気持ち、旦那の反応、会話、
「ああ、もう全部なくなるんだ。あれはなかったことになるんだ。消えちゃうんだ。」
そう思った。
SNSとかで見る、
「わたしをママに選んでくれてありがとう♡」
みたいな言葉が、大嫌いになった。
じゃあなんだ、わたしは”選ばれなかった”のか。
それからは、「わたしはもう子どもを持つことができないのかもしれない」っていう不安も持つようになって、
いろんなことが悲観的になって、
何をしてもやっぱりここに戻ってきてしまって、
手につかなくなってしまった時期があった。
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それが、2022年3月のこと。
ありがたいことに、2022年8月に子を授かることができたけど、
それからも、いろいろ不安で、Noteは更新する気持ちになれなかった。
2023年4月には無事に娘が生まれてきてくれたけど、
一度中断してしまったものを再開するのには腰が重たくなってしまって、
そんなこんなで約2年、Noteが更新できずにいたよ。
でも、久しぶりにNoteを開くと、
過去の自分が残してくれた記録が本当にありがたくて尊くて。
いまだにいいねの通知や、コメントの通知が来ることもあって、ずっと誰かに読んでもらえていることも嬉しくて、
今また、「Noteを書きたい!!」っていう気持ちになれているよ!!
娘が生まれてから、あまりNoteを書く時間もないのも事実なのだけど、
それでもまた、自分の気持ちを書ける場所を作っていこうと思うよ。