【絶対にダメ!】転職面接をバックレる人が覚悟すべき、3つの致命的なリスク
近年、転職市場が求職者優位となり、面接の「バックレ(無断欠席)」が増加しています。しかし、この行為は求職者自身に思わぬダメージをもたらす可能性があります。
今回は、なぜ面接のバックレを避けるべきなのか、その理由と対策を詳しく解説します。
驚きの実態調査:10人に1人が経験?
エン・ジャパン株式会社が実施した1600人規模の調査によると、「面接のドタキャンやバックレを経験した人は全体の12%」にも上ります。
Q. 面接の当日にドタキャンしたことはありますか?
この数字は、想像以上に深刻な問題だと思います。10人に1人は面接をバックレたり、ドタキャンする。同世代の多くがこんなことをしているのは、とても残念です。。
おそらく、次のような理由でバックレ行為が増加しているのではないでしょうか。
・売り手市場による安易な考え
・オンライン面接の普及による心理的ハードルの低下
・複数社への同時応募による日程管理の複雑化
どれもドタキャンの言い訳にはなりませんね。
都知事選で大躍進した石丸伸二氏は、著書「覚悟の論理」の中で大切なことを語っています。
どんな理由があっても、バックレは人としてのマナー違反です。自分から応募して、バックレたりするような人はビジネスパーソンとして相応しくありません。絶対にやめましょう!
バックレがもたらす3つの重大リスク
1. 法的リスク:損害賠償請求の可能性
転職エージェントのサービスは求職者には無料で提供されています。しかし、実際には以下のような費用が発生しています。
・企業からの報酬
・求職者サポートのための人件費
・面接調整などの事務コスト
バックレによってこれらの投資が無駄になった場合、「最悪の場合、損害賠償を請求される可能性」があります。
特にバックレなんかしたら、その転職サービスは一生を使えないと思った方がいいです。無料で利用できるからといって、軽く考えないようにしましょう。
2. キャリアリスク:逃避習慣の形成
ある統計によると、一度犯罪を起こすと、次の犯罪行為を誘発しやすいことが分かっています。犯罪者が再犯する確率をご存知ですか?
なんと、約49%です。
2人に1人はダメだとわかっていても繰り返し、「犯罪グセ」がついてしまうんです。犯罪より軽い面接のバックレであれば、尚更バックレ癖がつきやすいのは想像できますよね?
バックレ癖がつくと、バックレへの抵抗感が弱くなります。そして、「面倒くさければ、面接に行かなくていい」などという安易な判断が常態化してしまいます。
それが繰り返せば、転職どころか人生そのもののモチベーション低下につながりかねません。
仮にほかの会社に入社できたとしても、同じようなことを繰り返すと、逃げることが習慣になります。つまり、何でも途中で投げ出すような人間になってしまうのです。
3. ビジネスリスク:将来的な関係性の破壊
これはよく言われる話ですが、将来的に転職活動でバックレた会社と取引する可能性があります。
「そんなことあるわけない」と思うでしょうが、本当にありますよ?
特定の業界に絞って転職活動している場合、バックレした企業と将来的に関わる可能性は予想以上に高くなります。
〜考えられるケース〜
・取引先として再会
・営業活動で接点が生まれる
・業界イベントでの偶発的な出会い
実際に僕は、内定辞退した会社と取引したことがありますし、選考で受けた会社の営業がアポ取りに来たりなど何回かあります。
こんなことが起きたら、ゾッとしますよね?
バックレて恥ずかしい思いをしたり、周りに迷惑をかけてしまうのは自分です。自分がしたことは、巡り巡って自分に戻ってくる。本当にこうしたことがあるんです。
バックレ行為はキャリアに重大な支障をきたす可能性大ですよ!
まとめ
繰り返しますが、面接のバックレは絶対にやめましょう!
面接のバックレは、一時的な回避行動に見えて、実は長期的なキャリアに深刻な影響を及ぼす可能性があります。ビジネスの世界では、「誠実さ」が最も重要な価値の一つだからです。
転職活動は確かにストレスフルかもしれません。しかし、一つ一つの出会いを大切にし、プロフェッショナルとして誠実に対応することが、結果的に自身のキャリアを守ることになります。
常に関わる人に迷惑をかけず、配慮を気持ちを忘れずに接していきたいですね!
転職活動中の方々が、充実した活動を通じて理想的なキャリアを築けることを心より願っています。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!