【アーユルヴェーダDrに聞いてみた】食後にフルーツを食べると胃の中で腐る?!
今回は果物を食べるタイミングについて
南インド アーユルヴェーダDrに聞いてみました。
私たちは食後のデザートとして果物を頂くことがしばしばあります。
しかし、アーユルヴェーダでは果物は食前に食べることを薦めています。
なんと、
食後に果物を食べると
胃の中で腐ってしまうと。
果物は消化が早いのだが、胃の中で食事と混ざってしまうと消化の遅い食事が邪魔をして、果物は胃を通過できず、胃の中に留まってしまう。
長い時間胃の中に留まると果物は酸を作る、つまり腐敗してしまうということらしいです。
私が入院していたアーユルヴェーダの病院では、朝7時半にフルーツ、8時に朝食が出されていました。
フルーツを食べる時間帯としては朝食前が良く、昼食前も可能とのこと。
もし食後に食べたければ、2時間は空けた方が良いとのこと(2時間経てば、食事はほぼ消化されるため)。
ただ、多くの場合、食後2時間のタイミングは仕事などの活動をしていることが多いのでフルーツを食べている時間ではなさそうです。
したがって、食前にフルーツを頂くのがベターな選択となります。
すべての病気のもとはアーマ(ama:毒素)と考えられているアーユルヴェーダ。
このアーマは未消化物、つまり消化しきれなかった食べ物のことです。
アーユルヴェーダでは、食事は大事な治療のひとつで、食に関する理論が沢山あります。