働くママの「時間がない」を解決する3つの選択肢
現在5歳、7歳のマミーである。
パパは会社員。平日帰宅21時ごろ、土曜出勤、県外出張ありの絵に描いたような社畜だ。
(本人は頑張ってて楽しいよう。この世で1番の謎)
小1の壁を意識して、正社員をやりながらライティングを学び、独立を目指すのは2年前の私。過去野ミキだ。
過去野ミキはヘタっていた。
オムツが取れない3歳児と、まだサポートが必要な5歳児。2人の未就学児をフルタイムの会社員をやりながらみていた。
主人は仕事で忙しくワンオペの環境であるうえ、完璧主義&マスト思考の性格。自分で自分を苦しめていた。
今思えば超絶ハードな毎日をこなすスーパーマン!。ヘタってはいたものの、当時はなんとも思っていなかった。
なぜか?
必死だったからですよ。
人って必死になりすぎると疲れも悲しみも喜びもわからなくなるんですよ。自分を客観的に見ることもできなくなる。
(人間ってすごいねー)
体力気力精神力がギリギリでも、ギリギリならセーフ。わたしがかろうじて良かったと思うのは、コップが溢れる前に今の働き方に変えたことだろうと思う。
そしてあんなことやこんなことがあり、フリーランスになった今、私は心に余裕ができた。
朝のイライラがない
子供の話をゆっくり聞いてあげられる
休日に家事を気にせず思いっきり遊べる
体調が怪しい時は早めに休ませられる
平日昼に友人とランチに行ける
やりたいことをやりたい時にできる
そして。なにより、笑顔になれる。
この生活になって1番驚いたのは、上の子が「ママ最近怒らなくなったね」と言ったこと。
正直今もガミガミBBAだが、今以上に怒っていたらしい。というか、常に眉間にシワがよっていたとか。仕方ないのよ、やることに追われて余裕がないんだからね。
でも、子供が私の変化に気づいてくれたのは大きかったなぁと。
多分、私、間違ってない。
そう思いながら、今を生きています。
さて本題。
先ほど飛ばした「超絶ハード期」の話。当時私(過去野ミキ)はなんのコミュニティにも入ってなかったし、周りにママライターもいなかったので相談相手がいなかったの。だからまぁイライラシクシクしながら手探りでやるしかなかった。
そんな過去野ミキちゃんに、今野ミキちゃんから少しばかりお話してあげようと思う。
ただ今野ミキも、家事育児仕事超イージーモードというわけではなく、現在も絶賛探り中&戦い中。
正解はないけど、超絶ハード期をどうやって過ごしていたのか、お話するね。
3つの選択から時間を作る
過去野ミキ:
副業やりたいけど時間がありませ〜ん泣!家事育児に仕事もしながら無理なんですけど〜!!
そうですね、ママライターの悩みの中で1番大きいであろう「時間」の問題。
仕事の時間以外は、家事と育児でほぼ1日が終わります。ここは本当そう。
今野ミキ:
時間がないのは仕方ない!わかる。が、ママはみんな同じ!できることは3つ!!文句を言わずに選びなさい!!
今思う「できること」は3つ。
睡眠時間を調整する
親に頼る
お金を出して時間を作る
よく考えて?これしかないじゃない。
誰に聞いても同じ答えが来るよ?ってくらいこれしかないの。あとは子供置いて逃げるか、ね。(おい)
ただね、この3つの中でもできる人とできない人がいるので、自分の環境と照らし合わせて考えてね。
ひとつずつ向き合ってみよう。
①睡眠時間を調整する
今野ミキ:
正直、時間がないなら寝る時間を削るしかないよね。
過去野ミキ:
いやー睡眠時間削ったら疲労で○ぬんだけど…
今野ミキ:
そうね、きっと私も○ぬわ。私は一時期睡眠削って○にそうになった経験があるの、でやり方には注意よ。
一時期2時3時まで起きてやっていたけど、頭は回らないし寝れなくなるし、いいことなし。合わせて次の日もツラくて。イライラが増して子供たちに当たってた(ダメ)。
いろいろ考えた結果、削るのをやめて「調整」するのはどうか?と思っていろいろ試したの。
その中で1番良かったのは「睡眠時間確保法」!
睡眠時間を確保しながら、朝活と夜活の2パターンを用意する。子供達の様子や自分の体調に合わせて、朝活か夜活かをその日その日で選んでいたよ!
ポイントは、6時間なり7時間なり、"睡眠時間を決める"こと。
ここだけをブラさずに、負担が少ない睡眠を取るの。
例えば……
疲れて眠い日は、
21時に子供たちと一緒に寝て、4時に起きる。
(睡眠時間7時間・朝活パターン)
夜寝かしつけ後に復活できた日は、
12時まで頑張って6時に起きる。
(睡眠時間6時間・夜活パターン)
こうすれば、睡眠時間を6〜7時間確保できる。
朝4時に起きるなんて無理!と思っていたけど、早く寝れば睡眠時間としては十分とれるから、意外と起きれるよ。
何時に寝る!とか何時に起きる!といった方法にしてしまうと、子供がなかなか寝なくてイライラしたり、起きれなかった時に自己嫌悪になってテンション下がったりしちゃって。
だから、睡眠時間を調整した。無理なく時間を作れたから、よかったらやってみて!
過去野ミキ:
朝めっちゃ苦手だけど、こう見ると意外と寝れてるんだねー。食洗機と乾燥機付き洗濯機をフル活用して、子供たちと一緒に寝ちゃおう!
②親に頼る
今野ミキ:
近くに親がいる場合は、思い切って頼ってみてもいいかも。
過去野ミキ:
そうだね、実家や義実家が近い人は、子供のお迎えや夕食をお願いすることもできるよね!
でもさ、お願いできる環境でも言いにくいこともあるじゃん…?親なんだからちゃんとやりなさい!って言われそう。
今野ミキ:
そういう両親もいると思う。けど、最初から諦めないで、一回話をしてみてはどう?微妙な反応が返ってくることを想定して、お願いできる方法を考えてみるの。
例えば、私だったらこうする。
1.協力を求める
今後の働き方を考えている。子供たちやお母さんたちの将来を踏まえて、収入を上げていきたい。この数年で軌道に乗るように頑張りたいから、少し協力してほしいと協力を求める。
2.お金を出す
子供を見てもらうお礼として、預かり保育のように時間や月で決めて支払うことを提案する。
過去野ミキ:
まぁ、話してみないとわからないしね。それでもダメならまた考えるか。でも、うちの場合、そもそも預けられない事情があるのよね。
今野ミキ:
そうなんだよねー、うちはちょっとお母さんの体調も思わしくなくてなかなかね。そういう事情がある家庭もある思う。そういう人は、②の「親に頼る」っていう選択肢は消えるね!
③お金で解決する
今野ミキ:
最後はもうお金しかないよね。
家事の時間を短縮するために便利家電を買ったり、子供達を有料の施設に預けたり。
我が家は早々にルンバとドラム式洗濯機を買ったよ!それだけでもラクだし、作業が減る。そのおかげで寝る時間を早められて夜活朝活の時間が作れたかも。
過去野ミキ:
最後はカネよね。
わかるよ、便利!ラク!!母の味方!!!
…でも、うちにそんな余裕ないわ…。
今野ミキ:
いい?過去野ミキ。時間を買うの。
買った時間で将来の準備をするの。時間がないと言いながら今と変わらない1年後を迎えるのか、ちょっと頑張って1年後を変えるのか。
小1の壁に対応したい!みたいに、変えたい未来があるなら、「その時」に向けて今、選択するのがいいと思うよ。
過去野ミキ:
このまま1年経って、何もない自分のまま仕事を辞めるほうがリスキーだね…。子供と来年の自分のために、今頑張るわ!!
そう思って過去野ミキは、ライティングを本気で学び始めた。
働くママは"覚悟"と"諦め"しだい
過去野ミキと話をすると、その当時のモヤモヤを思い出して泣きそうになる。よくやってたね。
でもね、まぁ、全てお望み通りにはいきませんから。頑張ると覚悟して、完璧を諦めて、自分なりに前に進むしかありません。
伝えた3つのうちのどれができるか。それだけかなと思います。
親がいないならお金を出して預けたり家事を依頼するしかないし、生活リズムを考えて時間を作るしかない。
厳しいかもしれないけど「どれもできませーん」では、正直難しい。
家事はうまく回らないかもしれない。
生活リズムが変わるかもしれない。
多少子供たちに我慢させてしまうかもしれない。
今よりも疲れるかもしれない。
でも。
何かを変えないと変わらないし
動かないと始まらない。
いつになっても忙しいのは変わりませんから。
少し乱暴かもしれないけど、私のような完璧主義さんやマスト思考で自分を追い詰めてしまいがちな人は、このくらいの感覚で大丈夫。
この思考になってずいぶん生きやすくなったなぁと思うので、なかば投げやり思考でオッケー!←
覚悟とある程度の諦めは必要。
できないことは諦めたうえで、できることを探して向き合う。
わたしもあなたも不完全であり、未熟な人間!
自分のスキルや能力を認めて、諦めて、頼って…。できることを、今日から少しずつ取り組んで頑張りましょ!
1年後、3年後、5年後を想定して
わたしもあなたと共に今を楽しみながら頑張ります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
今回は会話形式にしてみました。
過去の自分はずっと心にいるので、改めて会話してみたんですよね。
隠すことなく綴ってみました。
さて明日は学童お休みの日。
娘ちゃまとデートできるように、できるところまで頑張ります!
会話形式に初挑戦!
#の活夏祭り2024 に参加させていただきました。
大人になってもわくわくを忘れず、自由に研究・挑戦していきたい。そんな想いに賛同しました…!
最終的なことを忘れない
仕事を楽しむのはステキだし、最高にかっこいい。収入やキャリア、やりがいなど仕事から得られるものは大きく、生きがいにもなる!
ただ、仕事に夢中になりすぎてで、大切なことを忘れてはいけません。
子供たちの悩みや気づきに向き合ったり、やりたいことに付き合う時間は、絶対に犠牲にしたくありません。
一生懸命やる中でも、時々自分を元の位置に戻し、冷静に考えています。