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木の芽時

芽時めどき恋か小坊主目を逸らし

 初めて感じる心の芯にきゅぅと感じる熱いような悲しいようなどうとも表現のしようのない気分に戸惑う「木の芽」。それをなんと呼ぶのかもまだ知らない無知で無防備な青さをまだ少しひんやりとした初春の空気に重ねて詠みました。

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