二回目の乗車。
まず、私はそんなに映画を見るタイプではない。
二時間の集中力がないというか。
だから映画館に行く機会も少ないし、あれ観たいよねー!とかっていう話題で盛り上がることもほぼない。
たまに行く時も、友達か彼氏としか観に行ったことはなかった。
そんな私が、絶対観たい!!!と思い、ひとり映画デビューを決意した。
仕事終わりにレイトショーを一人で観に行くとか、そんな経験、37歳にして初だった。
一回目、色んな人のレビューとか読んだり、THE FIRST TAKEで炎を聴いたりしているうちに、落ち着くまで待とうと思ってた気持ちも吹っ飛んで、翌日の最終時間の回を予約した。笑
もう、序盤から泣いて、終盤はずっと号泣して、エンドロールまで泣き通して。
何なら帰りの電車の中でも、家までの道でも泣いてた。
もう完全な不審者。笑
失恋でもしたのかっていう。
寝るときにまで思い出して泣いたくらい、余韻がすごかった。
1週間もたたない内に二回目の乗車。
またあの笑顔が見たくて、言葉を聞きたくて、またしても仕事終わりにひとりレイトショー。
二回目も、おんなじところでおんなじくらい泣いた。
もうこれは涙活に最適な映画と言わざるを得ない。
何を言うか、どんな表情をするか、わかっているのに、
いや、わかっているからこそ余計に、苦しくて、悲しくて、
一回目と同じところで泣いてるけど、また違う涙のような。
もう、とにかく煉獄さんは理想の上司だし、ufotableさんの作画は信じられないほど綺麗だし、声優さん一人一人の演技も素晴らしいし。
大した感想言えてないけど、とにかく、沢山の人に観てほしい。
そして私は三回目の乗車はいつにしようかなー、と考え中。