【詩】雲をつかむ
信じることは
雲をつかむようで
ふわふわと
心許なく
実態もなく
勇気がいるのです
己の直感を大切にし
自分に素直なものは
雲をつかめるのでしょう
こんなにも勇気のいることなのに
まるで机の上に置いてあるパンを掴むように
多くの人々が他人の目を通した情報や評価を信じるのです
しっかりと掴んだその手の中にあるものは一体何でしょうか
私は己の直感に信頼をおきます
自分の目を通して物事を見るよう努めます
ある人を悪人だと言う人たちがあり
それを信じろというのです
どうして信じられましょう
なぜなら
私の目から見たその“あくにん”は
愛情深く
強く
優しく
賢く
教養もあり
人を引き上げる力のある
素晴らしい人に見えたからです
私にとっては一ミリの疑いもなく
そういう人なのです
何を信じるかは自由です
あなたのその手で掴みたいものを掴めばいい
ただ
私は覚悟をもって雲をつかんでおります