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毎日1時間の「プチ・デジタルデトックス」が、結構良いかもしれない

気がつけばいつも片手にはスマホ。朝起きていちばん最初に触るのも、夜眠る前いちばん最後に触るのもスマホ。こんな毎日を過ごしているのは、私だけではないのではないだろうか。

スマホとの距離をもう少しヘルシーにしたいな、と思って始めた毎日1時間の「プチ・デジタルデトックス」を3ヶ月ほど続けてみて、結構良いかもしれない!と思ったので、このnoteを書くことにした。

始めたきっかけ

きっかけは、私が好きなインフルエンサーのLottaちゃん(インスタグラム:@lottastichker)。下の画像のように、彼女は毎日ストーリーを10投稿以上・ポストも1投稿など、高頻度でインスタグラムを更新している。

かわいい…….

その彼女が「SNSをずっとやっていて疲れないの?」というファンから寄せられた質問に対して「ぜんぜん疲れない!それは、私が毎日スマホから離れる時間も大切にしているから。たいてい夜に数時間、スマホを使わない時間をとっているの。このおかげで、毎日楽しくSNSを投稿できているよ。」(※記憶に基づくざっくり訳)という回答をしていた。

これを見て、純粋になかなか良さそうだなと思った。すでに私は大晦日の午後〜元旦の昼過ぎごろまでは毎年デジタルデトックスをやっていて、これも毎年非常に良いので、1日数時間でもスマホから離れるのは絶対やったら良いだろうなと思ったのだ。

「プチ・デジタルデトックス」でやっていること

というわけで、「毎日1時間、デジタルデバイスを触らない時間をつくる」というシンプルな「プチ・デジタルデトックス」を始めてみた。具体的にどうやっているかを整理すると、以下のようになる。

  • 時間:1時間

  • タイミング:夜、お風呂の時間帯

  • ルール:この1時間は、スマホをはじめとするデジタルデバイス(タブレット、PC、テレビ、ゲーム機など)をすべて使わない&触らない。音も鳴らないような設定にして、プッシュ通知も見えないように画面は下向きにして置いておく。

お風呂に入る時間も1時間に含めることで、トライしやすく?している。笑

感じる効果

※この先はなんというかネタバレ感もある気がするので、「まずは自分でやってみてどう思うかを感じたい」という方は、この先は読まずにぜひやってみてください!

感じる効果はいろいろあるが、個人的にすぐに感じたことと、1ヶ月以上続けてみて感じたことに分けて書いてみる。

▼すぐに感じたこと
①どれだけスマホとの距離が近かったかに気づいた
スマホがないことで、最初はたった1時間をとても長く感じた。お風呂に入っていろいろやってもまだ30分残っていて、音楽を聞こうにもApple Musicが使えず、ドラマを見ようにもNetflixが使えず、「え、残り30分どうしよう……」となり、スマホがない状態の30分を持て余す自分にショックを受けた。

②眠りが深くなった
私は仕事もフルリモートで1日中パソコンに向かっているので、まさに朝から晩までデジタル漬けの日々だった。そこへ、仕事も終わってお風呂に入るぞというタイミングで1時間デジタルデバイスから離れると、ちゃんと脳が休まって、心身ともに?1日の終わりモードに入れる感じがする。呼吸も深くなって、自然にぐっすり眠れるようになった。

▼続けてみて感じたこと
①デジタルデバイスに頼らない活動の引き出しが増えた

慣れてくると、デジタルデバイスがなくてもやることは様々あることに気がついた(そりゃそうだという話だが、最初はぜんぜん思いつかなかった笑)。例えば私は掃除をしたり、本を読んだり(本はもともと紙で読むことが多い)、家族と話したり、ジャーナリングをしたり、ちょっと勉強をしたりすることが多い。いつの間にかあっという間に1時間を過ごせることが増えて、というか気がつくと2,3時間デジタルオフになっていることも増えて、その結果、「プチ・デジタルデトックス」中ではない休日日中の時間の使い方も変わった気がする。

(あと、不便なことで、なんとなく懐かしい?活動をする機会も増えた気がする。時間をはかるのにスマホがなくてキッチンタイマーを使ったり時計の秒針を見たり、音楽をかけるのに久しぶりにCDラジカセを使ったりする。こういうのもちょっと楽しい。笑)

②自分の状態の変化に気がつきやすくなった
しばらく続けてみると、毎日1時間の過ごし方は大差がなくても、その後の行動は日によって違うことに気がついた。具体的には、私は調子が良い時は「プチ・デジタルデトックス」後もそのままあまりデジタルデバイスには触れずにベッドに入ることが多い一方で、あまり調子が良くない時はデトックス後に平気で1-2時間スマホを触っている(汗)。

今までも月に1回コーチングを受けたり毎日ジャーナリングをしたりしていたので、自分の調子の良い悪いに気がつかなかったわけではないが、ここまで顕著に行動が変わるので、本当に自分の状態の変化に早い段階で気がつきやすくなった。変化に気がつくと毎日の行動も工夫しやすくなるので、とっても良い。


以上が、私がこの3ヶ月やってみている毎日1時間の「プチ・デジタルデトックス」についてだ。

始めるまでは日々「時間が足りない」と思うことが多かったが、始めてみると(もちろん時間はもっとあれば良いなとは毎日思うけれど)時間を奪っていたのはデジタルデバイス・そしてそれにどっぷり浸かっている自分だったようにも感じる。

せわしない毎日の中で、ふっと力を抜いていく大切な時間になっているので、これからもこの習慣は続けたいな、と思っている。

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