2024年5月の記事一覧
【小説】人の振り見て我が振り直せ 第8話「外見が良くても、その低次元な行動と態度では、全てが台無しですよ?」
茉莉花という女性は、一般的にはそこそこ〝可愛い部類〟に入る外見で、都市部のキャバクラでは通用しないが、田舎のキャバ嬢でこういう子いるよね、くらいの外見である。(〇〇坂の選抜メンバーには入れない程度、と表現したほうがわかるでしょうか…。)
しかし、雰囲気は完全に〝夜のニオイ〟のする女性だった。(制服から臭うのは香水の匂いではなく〝お洗濯のか○り〟と〝何かの異臭〟ですけどね。(第3話))
バブ
【小説】人の振り見て我が振り直せ 第9話「仕事を嫌がらせの手段にして、都合が悪いと、私ぃ〜病んでるんですぅ〜とはどういうことですか?」
茉莉花という人は、人の好き嫌いが激しく、特に自分が気に入らない人には、仕事がらみの嫌がらせをする人物だった。
本来、茉莉花の担当は施設全体をパソコン上で管理し、異常があれば警報がなってそれをパソコン上でできるものは対処し、出来ないものは現場の社員に電話連絡することになっている。
一定時間に、施設の管理数値を記録簿に記載してしまえば、異常がなければほぼ事務所の電話番みたいなものである。
【小説】人の振り見て我が振り直せ 第10話「私ぃ〜メンタル弱いけど〇〇嫌いなんですぅ〜」
茉莉花という人は事あるごとに、自分で〝メンタルが弱い〟と自慢気に主張する人物だった。
由希子はその〝メンタルが弱い〟という茉莉花の言動に違和感しかなかった。
なぜなら、茉莉花がその台詞を言う時は、大抵、メンタルが弱いと出来ないことを、〝メンタルが弱いことを理由にして〟主張してくるからである。
もともと都合が悪くなると〝自分は病んでいるからやる気はあっても出来ない〟(第9話)という人物