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205.企業戦略と人の購買意欲について
「12月」という言葉を聞くとなんだかそわそわする。
11月30日も12月1日もだた1日過ぎただけなのに。
1年の締めくくりと共に日本国民は何かに焦り忙しない1ヶ月を過ごすこの頃です。
広告でよく見かけるワード「ブラックフライデー」
ブラック‐フライデー【Black Friday】
米国などで、感謝祭(11月第4木曜日)の翌日の金曜日のこと。休日とする職場が多く、商店にとってはクリスマス商戦の初日に当たる。「ブラック」は、買い物客による混雑、または黒字を連想させることから
2024年は11月29日(金)ということで、企業はアメリカの販売戦略の流れに乗り、各企業は様々な戦略を立てて消費者の購買を促しています。
11月末は大型ショッピングセンターでもセールを打ち出しており、ユニクロでは「感謝祭」と称してセールを行なっていました。規定の金額を超えるとノベルティがつく特典もあります。
企業側はどうやって消費者が買うか、今の日本の情勢上格差が激しい中でも、購買意欲を上げるために試行錯誤しています。
ブラックフライデーに乗り旅行会社も年末年始の旅行のセール、そしてAmazonもセールしており、SNSではAmazonセール品紹介という動画も見受けられました。
各企業が販売戦略を考えていて、毎年規模も拡張しているように見受けられます。
消費者側からの目線になると、いくつか購買促進される要素があるなと個人的には考えます。
1つ目は「限定」です。
「セール」という言葉を聞くとなぜか目がいく。
「1年に一度しかない」というプレミア感。
そして多くの人たちがお店で群がる姿を見た時に、今必要ではないですが「今買った方がお得かも。」という心理状態となり、つい手に取りカゴに入れてしまった経験はないでしょうか。
2つ目は「群居本能」です。
日本人の特徴として「みんなで、一緒に、全体で」という1人だとやらないけど全体だったらやる、といったチームとなるととてつもない強さを発揮する国民性だなと感じます。
(それゆえスポーツもチーム戦が強いのではないかという私の憶測です。)
「みんなが買っているから私も買おう。」
「みんながお買い得というのであれば買わないと。」
誰かに言われたわけでもないのになぜか「みんな」と対日本国民として考えてしまう思考はあるあるだなと思います。
企業は売上を上げるため。
消費者はいつもよりお得にモノを買える。
どの立場に立つかで物事の捉え方は変わるのが面白いですね。