近況 ~鍼に行く・子供の体質など
【3月某日 久々の鍼治療】
3月の小雨の降る日に鍼治療のため、
私は中高時代の友人宅へ向かった。
『卒園入学の季節に向けて整えておきたくて。
特に眠りが浅いのと腰痛、お願い』
『はいよ~、おまかせあれっ』
彼女に鍼を打ってもらうのは約5カ月ぶり、2回目。
1回目は鍼よりも再会そのものがスペシャルだった。
私は育児と再就職でバタバタの数年を過ごし、
一方で彼女は進学し、鍼灸師になるという夢をかなえた。
数年前、年子育児のしんどさを愚痴ると
「ツラいよね。わかるわかる~。
うちも年が近いふたりだったからさー。
いま振り返ると可愛いんだけど、
当時はそんなこと言ってられないくらい大変だったよ~😂
大丈夫だよ、冗談抜きでがんばっているからね」
と明るく励ましてくれた彼女。
そして私は本当に「大丈夫」になり鍼を打ちに来られるまでになった。
「開業おめでとう✨」
「ありがとう、よく来たね~😄」
「すごい、ほんとに鍼灸師になっている~!」
「そうよ~♪」
とお互い大興奮だったのだ。
2回目の今回、
私は卒園がらみの係をやっていたり
知らない人に自転車で追い越しざまに突き飛ばされたり
一緒に仕事をしていた上司の異動で仕事が急増したりと
色々なことが重なり、心身ともに疲れていた。
そんな私に
「遠いところきてくれたから、やれることはやってあげたい」
と彼女は早速ガンガン鍼を打ち、お灸を据えて
体を整えてくれた。
鍼の体験は彼女が3人目だ。
1人目は上海のスゴ腕による美容鍼、
2人目は職場の近くの酸素カプセルとお得なセットになっていた鍼、
みんな女性鍼灸師だ。
三者三様だけど、彼女の鍼はかなり重く響く。
私の腰や首のうえで彼女の腕がうなるたびに
「うっ…😨」
「きた?くるね~ここ、きてるね~😊」
ずどーん、ずどーん
「うん、、きてる…」
「だいじょうぶ?」
「…だいじょうぶ…重い方がすきだから…」
「私のお客さん、みんなそう言うの。
この感覚が苦手で『軽めで』っていう人は2人だけ。
みんな鍼変態なんだよね!😂」
鍼変態。
だったら私も変態かも。
だってズドーンって来ないと物足りない。
もっと来てって思う。
仰向けになると今度は頭と顔だ。
「ここは育児中のひとはみんなこってるトコだね~♡」
歯を食いしばっちゃうからね、
と言いながらあごの付け根(?)の奥歯のあたりにピッ。
頭にもたくさん刺さっているけど
緩んでいくのがわかって気持ちがいい。
でも1時間半強の施術がすべて終わるころには
私は ガクガク→(( ○| ̄|_ )) で
ベッドの上から起き上がれないほどだった。
肩や腰を『負傷』している、感じ。
やっぱり色々溜まっていたんだ。
「ごめん、起き上がれないわ」
「いいよ~、もう1回横になりな~」
しばらくしてようやく体を起こし、
のそのそと着替え始めた私に
「持って行って~♡」(彼女は明るくて、ことばの語尾に「♡」や「♪」が見える)
娘さんと行った熊谷で買った有名な飴だそうだ。
イチゴ、ソーダ、塩、バター、コーヒー、しょうゆ…
カラフルで可愛い。
黒糖を舐めたらカラコロカラコロ、口の中で鳴る(写真は食べたあと)。
家に帰ったらあっという間に子供たちに取られてしまって
結局、口に入ったのは黒糖としょうゆ味だけだったけど
お取り寄せしてみようかな。
ズドンと重い体(鍼の好転反応)とは裏腹に軽い気持ちで
電車に揺られて帰った。
【3月某日 次男の癇癪問題と体質の関係】
私はnoteによく次男のことをつぶやく。
可愛くて仕方ないからなのだけど
可愛い反面、個性が強く感情の起伏も激しく
振り回されて声を荒らげることもよくある。
長男のときも大変だったけれど、
次男に比べると早くに落ち着いた。
同じ年長の終わりでも長男はもう少し物分かりが良く
話が通じていたように思う。
同じ年長といっても生まれ月の月齢差もあるのかもしれない。
でも気に入らないことがあると
すぐに怒ったり泣いたりする次男にはほとほと手を焼き
「6歳 癇癪」「すぐ怒る 子供」などの検索ワードが
Googleの検索エンジンに並んでいた。
そこで「冷え性の子供は癇癪を起こしやすい」という
説があることを知った。
前々から気になっていたけれど次男は手足がいつも冷たい。
寝つきも寝起きも悪く、アトピーやアレルギー体質。
いつも手足がホカホカしている長男は寝つきもよいし、
「朝だよ」と言った瞬間に布団をはねのけて
階段を駆け下りていく。
朝から色々な活動ができるタイプなのだ。
手足があたたかいことと関係があるかわからないが
気持ちが安定しているように見える。
体温が低いと病気にもなりやすいというし
次男の手足の冷えも何とかしたいな、と思う。
ネットの情報によると、
昔に比べ子供の体温が下がっているという。
理由に自律神経の乱れがある。
そうするとイライラしたり飽きっぽくなったり疲れやすくなる。
これは大人も同じ。
自律神経が乱れる原因は
・睡眠不足
・ゲームのやり過ぎなどによる運動不足
・冷房の影響
・糖質の多いおやつ
などなど…。
うちは8時半には布団に入り本を読み聞かせて9時就寝なのだけど
なんだかんだで寝つきの悪い次男が寝るのは9時半~10時前。
本当はあと30分、欲を言えば1時間は早めたいと思っている。
運動不足は長男が体を動かすのが好きなので
一緒に遊んでいたらまあまあ動いている。
汗をあまりかかず暑くなると
顔が赤いまだら模様にになってしまう次男。
汗をもう少しかけたらよいのだろうか。
そうするにはどうしたらよいんだろう。
おやつは市販でも飴チョコグミを少しずつ減らしていこう…。
鍼の友達にちらっと話したら
「くすぐりな~」
という。
「私はこどもの患者さんは最後にくすぐるよ。
そうするとあったまるよ」
くすぐる?
なんだか原始的だけどやってみようかな?
「でもおかあさんが子供のこと、
そういうふうに考えるのはいいことだね♡」
もともと上海にいるときから興味のある
中国医学や医食同源の世界。
子供をあっためて、家族をあっためて、私もあっためて。
快適に過ごせたらいいなー。
あ、私はたぶん東洋医学的な体質では
「血虚(けっきょ)」か「血瘀(けつお)」っぽい。
参考:株式会社河出書房新社「東洋医学式 カラダとココロの整え方」
自分のことを知るのも楽しい。
無精者でなかなか取り入れられないけど
季節や、体調にあわせて食べ物やツボ押しなどやっていけたらいいな。
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