悪い習慣を断ち切りたいならオセロ的発想が効果的
あなたにとっての悪い習慣、すぐにでもやめたい習慣は?と聞かれたら、何が思い浮かびますか?
「夜中までスマホやりすぎ」「暇があったらお菓子に手が・・」とか、誰もがいろいろな悪い習慣を持っていると思います。
そんな悪い習慣をやめるにはどうすればいいのか?
それは
「オセロのように悪い習慣を良い習慣ではさんで裏返していくこと」
です。
良い習慣というとハードルが上がるかもしれませんが、ご自身にとっての「悪くはない別の行動」に置き換えるというイメージです。
楽しい・気持ちいい VS しんどい・めんどくさい
悪い習慣になっている行動は、とにかく「楽しい・気持ちいい」のでやめられない。
良い習慣になっている行動は、ちょっと気を抜くと「しんどい・めんどくさい」ものになるリスクが・・
もう、普通に考えて何をやっても「楽しい・気持ちいい」が勝つに決まってますよね。
そうなんです、悪い習慣を良い習慣に変えようという発想自体がそもそも難易度が高くて、いわゆる習慣化の法則的やり方だけでは悪い習慣を断ち切るのに不十分なんです。
そこで、効果を発揮するのが、オセロ的発想です。
オセロ的発想とは
まず、悪い習慣:黒、良い習慣:白として、オセロのように悪い習慣を良い習慣ではさんで裏返していく様子をイメージします。
ここでのポイントは、悪い習慣を良い習慣ではさまないといけない。
つまり、1つの悪い習慣を1つの良い習慣で置き換えることはできないということです。
例えば、毎日寝落ちするまで観てしまうYouTubeを絶対にやめたい場合
黒:YouTube → 白:いきなり読書に置き換えるのは難易度(高)
だから
白:リビングにスマホを置いておく→黒:物理的にYouTubeが観られない状態→白:まずは本を枕元に置くところから
みたいな感じで、悪習慣を断ち切るために、前後に効果がありそうな行動ではさむわけです。
あとは、赤枠の空マスに黒を置くと白が4つ黒になってしまうパターン
これには一番注意が必要です。
なぜなら、せっかくコツコツと良い習慣を増やしても、一瞬でそれが悪い習慣に戻ってしまうことは、悪→良習慣化の過程で発生しやすいパターンだからです。
そうなった場合のがっかり度が異常に高いので、そうならない準備と対策をお忘れなく。
逆に、複数の黒が一気に白に変わるなんて都合がいいことは起こりません、残念ながら。
ですから、一発逆転を狙うのではなくて、ひとつずつ地道に白を増やしていきましょう!
まとめ
新しい行動を習慣化するのと、すでにある自分にとっての悪い習慣を良い習慣に変えることは、同じ習慣化として扱わない方が得策です。
もしも、悪い習慣をなかなかやめられないとお困りだったら、ぜひ、長丁場のオセロをやっている感覚で、通常の習慣化よりも気長に取り組んでみてください。
「急がば回れ回れ」ですね!
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