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本当の自分を知るための口ぐせちょい足し習慣
「本当の自分を知る」「自己理解を深める」ことは、自分らしい人生を過ごすためには絶対にやった方がいい作業です。
なんですが、短時間で簡単にできて1回やったらOKというものではない分、実践に踏み切れない人が多いという事実があります。
そこで、今回は紙・ペン、スマホのメモなどの道具は一切使わず、書き出し不要なのに「本当の自分を知る」「自己理解を深める」作業がはかどる方法をご紹介したいと思います。
それは、自分自身に質問をすることです!
と言っても、一般的な
好きなこと、嫌いなことは何ですか?
あなたの強み、弱みは何ですか?
あなたの価値観、大切にしていることは何ですか?
何に感謝していますか?
などのかっちりとした質問ではなくて短い言葉での質問、というよりも短い問いかけです。
自分への問いかけ
自分への問いかけは、日常生活で起きた出来事・場面によって、何種類かを使い分ける必要がありますが、脳内キャッチボールをするだけなので簡単に実践できます。
では、さっそく具体例をお伝えしていきましょう。
■なんで?
出来事・場面: 怒りを感じたとき
何かに対して怒ったとき、自分に「なんで怒ってる?」と問いかけることで、その原因を探ります。
友だちが約束を破ったときに、なんで自分は怒っているのかを考えると、自分がその約束にどれほど期待していたかを理解できます。
■本当は?
出来事・場面: 決断を求められたとき
自分が抱く本当の気持ちや感情を確認するために「本当はどうしたい?」と問いかけることで、もう一度考える機会を作ります。
転職の誘いを受けたときに、本当は参加したいのか、したくないのかを考えると、自分の本音が見えてきます。
■ということは?
出来事・場面: 新たな気づきを得たとき
気づきを次のステップにつなげるために「ということは?」と問いかけることで、次の行動を明確することができます。
自分がストレスを感じている理由が仕事のボリュームであると気づいたときに「ということは、まずは自分のキャパを見直してみよう」という具体的な対策につなげられます。
■不安?
出来事・場面: なんとなく不安を感じたとき
不安の具体的な原因を探るために「何が不安?」と問いかけます。
日曜日の夜に月曜日を迎えることへの不安を感じたとき、何が不安なのか?と自問することで、不安の原因がどこにあるのかを客観的に把握することができます。
■期待した?
場面: 失望を感じたとき
自分の期待と現実のギャップを明確にするために「(何に・何を)期待した?」と問いかけることで、
期待していた結果が得られなかったとき、何に・何をどう期待したのか?」と振り返ることで、自分の期待値や期待の根っこを知ることができます。
自分への問いかけを習慣化する
自分への問いかけを習慣化しても、自己分析ツール・性格検査ツールのように、パッと具体的な診断結果が手に入るということはありません。
ただ、日々自分に関するデータが蓄積&アップデートされていくので、長い目で見れば、「本当の自分を知る」作業は確実に進みます。
自分への問いかけとして
なんで?
本当は?
ということは?
不安?
期待した?
のような、問いかけを日常的に繰り返し行うことは、ご自身の感情や行動の背景を深く理解し、自己理解を深める助けとなりますので、ぜひ、ご自身の感覚に合う問いかけを見つけて、口ぐせにしてみてください!
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