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悪い習慣はやめようとするよりも気にしすぎない方が得策

悪い習慣って、いつも「やめなきゃ!」と思っているのに、気がついたら同じことを繰り返していて、自己嫌悪に陥ったりすることがありますよね。

そこでちょっと考えていただきたいのが、悪い習慣をやめようとすることが自分にとって本当に正しい選択かどうかということです。


実際のところ、悪い習慣にばかり意識が向いてしまうと、その行動が頭から離れなくなって余計にやってしまっているという感覚ってありませんか?

実は、その感覚は合っていて、無理にやめようとするよりも気にしすぎないことが、悪い習慣を手放す近道になるんです。



悪い習慣を意識するとやめづらくなる理由


例えば、あなたが「夜遅くまでスマホをするのを本気でやめたい」と思っている場合

「寝る前にもうスマホはしない!」と決心したのに、その瞬間から逆にスマホのことが頭を離れなくなって、結局また寝る前に手に取ってしまう・・こんな経験はないでしょうか?

これは、脳が「やめよう」と意識したことに対して、かえって執着するという性質を持っているからなんです。

「やめなきゃ」と思えば思うほど、その行動が心の中で大きくなり、結果的にやめられなくなる。

これが悪い習慣が続いてしまう大きな理由のひとつなんです。

良い習慣を増やせば悪い習慣が減っていく


では、どうすればいいのか。

それは、悪い習慣を無理にやめようとするのではなくて、良い習慣を少しずつ増やしていくことです。

「スマホをやめよう!」と考える代わりに「寝る前に本を読む」とか「リラックスできる音楽を聴く」といった新しい習慣を取り入れていきます。

これを繰り返すことで、気づいたらいつの間にスマホをする時間が減っていた、といううれしい結果に自然につながっていきます。

そして、良い習慣を少しずつ増やしていくときには

悪い習慣と良い習慣は、重さや難易度が同じではないので、悪い習慣をひとつなおすには、良い習慣がいくつも必要になる。

この感覚を持っておくことが重要です。

詳しくは、以下の記事にそれぞれまとめています。

自分を責めずに柔軟な姿勢で


習慣化の過程で、思うように継続できなかったり、想像以上に成果が出ないなど、うまくいかない状況になることは多いです。

でも、大事なのはそこで自分を責めないこと。

自分に優しく、そして柔軟に対応していくことが、長続きのコツです。

失敗しても「まあ、そういう日もあるよね」と失敗の検証&振り返りだけして、また次の日に何もなかったようにチャレンジすればいいだけです。

毎日が完璧である必要はありませんし、毎日が完璧な人なんていません。

むしろ、柔軟性を大切にして少しずつ進んでいくことで気づきが積み重なっていけば、やがて大きな変化が訪れるはずです。

まとめ


悪い習慣をやめることにこだわりすぎると、かえってその習慣が頭から離れなくなって、ますますやめられなくなります。

そこで、視点を変えて良い習慣を少しずつ取り入れていくことで、自然と悪い習慣が減っていくという流れが生まれます。

良い習慣づくりに取り組む過程では、計画通りにいかないときの方が多いかもしれませんが、自分を責めずに楽しみながら一歩一歩進んでいくこと、これが良い習慣を増やしていくための最も効果的な方法です。

悪い習慣に囚われず、新しいポジティブな習慣を少しずつ増やしていくことで日常生活が大きく好転していきますので、まずはひとつ、小さな良い習慣を増やしてみませんか?


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