「やらないと気持ち悪い?」習慣が心に根付くためのステップ
「やらないと気持ち悪いくらいになるのが習慣」という風によく言われます。
確かに、歯磨きのような習慣は、やらないとすぐに気持ち悪さを感じるものなので腹落ちするのですが、他の習慣にも当てはめるとどうでしょう?
例えば、運動系なら歯磨きと同じ感覚になりそうですが、勉強、読書、早起きといった行動は、やらないことで身体的な不快感・気持ち悪さを感じることは限定的かもしれません。
歯磨きと心の不快感
歯磨きが「やらないと気持ち悪い」と感じるのは、口の中が気持ち悪いといった直接的な反応が関係しているからで、身体的信号として常に感じるものです。
習慣化を目指すときには、この不快感の存在がカギになります。
例えば、何かをサボってしまったとき、やらなかった後悔や罪悪感がわいてくることってありますよね。
このような心の不快感が習慣化を助けてくれるんです。
習慣を「心の歯磨き」のように
歯磨きが口の中の不快感を取り除くように、習慣は心の中の不快感を取り除いてくれます。
歯を磨くのと同じように、小さな行動を日々の生活に取り入れることで、心の中が少しずつ整っていく感覚。
例えば、毎日1分のストレッチや、1日1ページの読書でもOKです。
最初は「こんなに少しで意味ある?」と思うかもしれませんが、小さな積み重ねが大きな結果につながるんです。
「やらないと心が落ち着かない状態を作る」この意識づけが大切です。
習慣化へのステップ
小さく始める
歯磨きも最初は親に教えてもらいながら、少しずつ自分でできるようになったはずです。
習慣化のスタートも同じで、最初は無理なく小さく始めることが大切。
例えば、いきなり毎日1時間の運動をしようとするのはハードルが高いので、1分の軽いストレッチから始めるなど、準備や段取りが不要ですぐに手軽にできることから始めてみてください。
続ける
歯磨きを毎日続けることで、やがてそれが当たり前になります、新しい習慣も同じ。
短時間でいいので続ける
できない日があってもいいので続ける
楽しくなくても続ける
量や質を気にせず続ける
とにかく、肩の力を抜いて、続けることを続けるのみです!
心に根付く
毎日続けることで、やがてその行動をしないと心が落ち着かなくなります。
歯磨きを忘れると気持ち悪いように、習慣が根付くとやらないと何かが足りない感じになる。
これはとてもポジティブなサインで、習慣がしっかりと自分の生活に根付いている証拠、ここを目指します!
ここで大切なのは、無理をしないことです。
スタートダッシュのハイテンションや無意識の大人モードに邪魔されずに、自分の心地よいペースでコツコツと積み重ねるのが、間違いなく習慣化への近道です。
まとめ
習慣は「やらないと気持ち悪い」という言葉にとどまらず、心を整える安定剤になります。
最初は意識的に始めた行動も、続けていくことで心に根付いて、自然と日常の一部になります。
大事なのは、無理なく、少しずつ、心地よさを感じるレベルで続けていくこと。
そして、いつの間にかそれが「歯磨き」のように、やらないと何かが足りないと感じるようになるのが、習慣化の最終形です。
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