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ずぼら&虫嫌いでもできる家庭菜園。じゃがいも栽培キット「ポテトバッグ」栽培日記【種まき編】


長年の憧れ「家庭菜園」がついにはじまる

一人暮らし時代から何度となく抱いてきた「家庭菜園とかやってみたいな」という憧れがついに叶った。そう、カルビーから発売されているじゃがいも栽培キット「ポテトバッグ」を手に入れたのだ。

わたしは几帳面なのに面倒くさがりで、洗い物は米粒ひとつ残っているのが嫌なくらいきっちり洗わないと気が済まないのに、切り花を買おうものなら水替えは2回が限度で、その後はなんとなく面倒になって世話を怠った結果花を枯らしてしまう。

おまけに虫も嫌いだから、家庭菜園をやるにしても「できるなら水やりだけですくすく育ち、虫がつかないもの」というなんともわがままな条件がついていた。

その条件をクリアしてくれたのが「ポテトバッグ」だった。
今回は種まき編として種いもを植えるまでの様子を記録しておく。

企業努力の賜物「ポテトバッグ」

ポテトバッグはカルビーとプロトリーフという会社が共同で開発したじゃがいも栽培キット。

ポテチさながらのパッケージがかわいい~!

独自開発された土が袋にセットされた状態で販売されており、プランターや土を自分で買わなくてもかんたんにじゃがいも栽培が楽しめる。肥料もいらず、基本的には水やりのみでいいというからわたしにぴったりの手軽さだ。

ちなみに作業をはじめる前に読んだカインズのコラムもかなり参考になった。ライターさんと開発者さんとの掛け合いに心の中で何度も笑ってしまった。

種いもを植えるよ【写真つき】

種いもの植えつけは年に2回、春(2月下旬~3月)と秋(8月下旬から9月)がおすすめということで、2月下旬に植えてみた。

バッグの裏に手順が書いてあるので安心

いざ開封

さっそく封を切ると、ふかふかの土がバッグの6分目あたりまで入っている。

土だけじゃなくおがくずのようなぽろぽろしたものも入っていました

ちなみにこちらが今回植える種いもちゃん。「ぽろしり」という品種で、カルビーのポテトチップスにも使われている芋だそう。

袋に書いてある通りに芽出しをしてから植えます

水はけのための穴をあける

封を切ったら、袋の下のほうにある印に合わせて穴をあける。わたしはハサミの先でぱちんぱちんと十字に切れ目を入れた。かなり土がこぼれるので、室内でやる場合は新聞などを敷いておくのがおすすめ。

印つけてくれてるの、親切~

あっという間に植えつけが終了

穴をあけたらいよいよ植えつけ。パッケージの青いラインあたりに芋が来るよう、土を掘りながら植えていく。

こんなにしっかり土に触るのなんて何年ぶりだろう。ひんやりとした土に触ったとたん、幼稚園の恒例行事だったじゃがいも掘りや小学校時代に花壇で食べられる野草を引っこ抜いて収穫した記憶、さらには公園で砂まみれになりながら遊んだ夕暮れどきの思い出までがどどどどどっとよみがえってきて、胸がぎゅうっと締め付けられた。バック・トゥ・ザ・フューチャー。土ひとつでもこんなにも思い出があるなんて偉大ですね。

このとき、袋を傾けると植えやすいと書いてありました


・・・

以上。

小さい頃の思い出に浸っている間にあっけなく植えつけが終了してしまった。あとは水やりをして日当たりの良い場所に置いておくのみ。「たっぷりの水をあげる」と書いてあっていまいち量がわからなかったのだけれど、どうやら袋に開けた穴から水がすこし出てくる程度でいいそう。

ペットボトルがじょうろに早変わりするやつ(引用しすぎ)を買いました
大きくなあれ

1か月後に乞うご期待

カルビーとプロトリーフ、2社の企業努力のおかげで、ずぼら&虫嫌いなわたしでもおどろくほど簡単に家庭菜園のスタートを切ることができた。企業側がここまでやってくれたのだから、このまま無事に育つかどうかは育てる人間の手腕にかかっている(あと天気と、虫がつかないかどうかと、根腐れしないかどうかと……)。

順調に育てば1カ月ほどで芽が出るそうなので、成長してきたらまたご報告します。

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溝川みか|食のインタビューライター
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