映画『ポルカ・キング』
Netflixを開いて、たまたま見つけた映画『ポルカ・キング』という映画を観てみました。
へー!こんな事がアメリカであったんだ!
観て初めて知った。
ポーランドからアメリカへ渡り、ポルカという音楽で暮らして行こうとした男。けれども、彼は順調に上手くいかず、犯罪に手を染めてしまった。
そんな実話を基にした映画です。
簡単に言えば、ポンジスキームと呼ばれる投資詐欺を起こした人物の人生の一部が切り取られている。
演出がコメディにしてあるので、軽い感じで観れた。しかもそんなに長くなくテンポ良くまとまっている。
投資勧めてる人が、お金の計算が全く出来ていなく、そこに来る人はもっと金融知識がないのにお金だけは欲しいみたいな構図が皮肉な感じがした。
行動力があり、動きが早い人
それは、ある意味「動きながら考える」人
だからこそ、この主人公ヤンはとてつもない行動力で突破しようとした。それは良い面だ。
持ち前のキャラと前向きな姿勢で人を魅力し、出資に成功する。
けれども、それには全くと言っていいほど計画性がなかった……
しかも正式な手続きさえ踏んでいないし、嘘で塗り固められていた。
当然、計算も出来ていない。
正直、この映画の内容を信じればただのおバカにしか見えない 笑
現実は、いつも他人が見ているよりも酷いありようだったのだろうと思う。
騙されていた人達は、表に見えている見せ方だけで判断してしまっていた。
なんだかこういう事って、結構あり得る事だろうなと…
また、金が絡む事で人が動きあまり本質を見ようとしていない様子がありありと描写されていた。
「欲」に支配された人間が愚かになる様子が、コメディなんだとちょっと思った。
映画の最後にご本人の姿が登場していた。
そして、著名人とのツーショットとかも
確かに、見た目だけでは全くの悪人には見えないなと思うから騙された人がいたんだろう。
言ってる事と外見だけで判断してると、酷い目にあいやすいよ!という事を伝えたい映画なのかな。
犯罪に手を染めてしまった男を演じているのが、ジャック・ブラックさん。今回もなかなかのハマり役で、そこを見るのも面白い。
詐欺って意外と身近に潜んでると思うので、見ておいて損はない映画に思いました!
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英語力を上達させるには、英語圏のコンテンツに触れるのも、とても良い。
なので、映画レビューもいろいろ書いています!