イカれた映画『マイ・エレメント』
ピクサーの新作で、めちゃくちゃ評判がいい(?)『マイ•エレメント』(原題: Elemental)をようやくさっき観終わりました。
全然、前情報は仕入れない状態で
見始めたら、映像がすごく綺麗で引き込まれた!流石のピクサーおーすごい!!!と最初は妙に感動していたけど、、、
途中からあまりものイカれ具合についていけなくなった…
ラブストーリー(!?)
ロミオとジュリエット(!?)
多様性(!?)の素晴らしさ!?!?
そこらへんを見せたかったんだろうけど、
水と火が奇跡を乗り越え愛し合う!?!?!?
絶対無理ですやん!!!!!
呆れてなんと言っていいやら
映像の綺麗さと、上手な脚本でほろっと来そうになったけど同時にちょっとイラッとした
単純に、気持ち悪く感じた。
だってこれ女(火)と男(水)な訳でしょ?
気持ちは分かるけどね。
すごく映像が美しいし…
けど、これにのめり込んで完全に感動するってかなりやばいと思う。科学が置き去り。
これは描写にもあったけど、基礎的な科学的知識があれば誰にでも分かることですやん!
単純に水は火を消してしまう
それで、火は時として水を蒸発させてしまう
もうすごく簡単に言えば温度バランスなのよね。
しかも、火に水がかかると大火事になるとかも実際にある。
けれど、奇跡で触れ合って融合する!?!?
おかしすぎて眩暈がした。
米国は教育格差が激しい。
基礎的学力がない層がこれをノリで見たら、変な事にならないのだろうか…
なぜこんなものを意図的に作るのか?
みんな違いを乗り越えれるとの誘導を感じた。
あまりにも違いが大きすぎる人々が交わろうとしたら、お互いに事故ってすごく良くない。
合う合わないって誰にでもあって、乗り越えれるには限度がある。
ある程度波長が合わない人達は干渉し合わない、それが時として互いに認め合う事でとても平和なんだ。私は移民が集まる国、オーストラリアで学んだ。
それを火と水で表現する悪趣味さ。
乗り越えれないよね。頭に入ってこない。
だって、若い男女がお互い交わりたいって性欲がすごい率で絡むからずっと頭で考えて温度調整するなんて不可能でしょう。
まして女が火。
男が水でソフトにタッチする…
その火である女は燃え上がり、ヒートする。
水が蒸発して溶け合って心中して終わりだろ。
どう考えても、そうやな…
温度差を気で調整し、
それにより蒸気が出て、復活!!
魔法すぎてなんだか無理 苦笑
そんなこと出来るなら、最初から騒がんでもどうにでもなるし水の男は何分裂もできる……
えー!乱交さえ可能ですやん!!
イカれすぎてて頭が痛くなった映画。
これで感動する人ってそんなに多いのか……
なんか絶望。
どちらかと言うと、コメディーでずっと突っ込んでた 笑
元々、私は科学が好きで現実主義者なので本当に合わない作品でした。
性と火、水の描写がもうめちゃくちゃだし
エレメントが好きだったら、こういう描写はせん別にエレメントを使う必要もなかった。
他の比喩でもいけたからタチが悪いなあと…
例えば、未知の宇宙からとれた謎の新元素を使い惑星を作りファンタジーにしたりすれば面白いのに…
美しい映像も映えて号泣間違いなしや!!
あー『マイ・エレメント』はまじでイカれた映画でした……
ポリコレを大事にし、めちゃくちゃに。
これで、大号泣した人は騙されないように気をつけて泣。最後は感動とは違う意味で泣きました。
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